2013/09/13

コンドール・アンディーノ マルベック 2012

コンドール・アンディーノ マルベック 2012
コンドール・アンディーノ マルベック 2012
CONDOR ANDINO MALBEC 2012

アルゼンチン:メンドーサ州
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:マルベック

マルエツで、780円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若さはあるが、落ち着いたやや黒っぽい色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:深い透明感がある、落ち着いた色調

【香り】
豊かさ:やや刺激的
特徴:硫黄、なめし皮、スモーク、タバコ、ブルーベリー、血液
香りの印象:最初刺激的だが、時間とともに弱くなる

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽め
酸味:シャープな、ややトゲのある
タンニン分:やや強め、収斂性を感じる
バランス:ドライで、やや固い
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ドライで収斂性があり、固い印象。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しさはあるが、1年前のワインにしては、落ち着いた黒っぽい色調。
輝きやツヤも大人しく、透明感のある、やや明るめの外観です。

香りは、最初に硫黄やケミカル。
そこから時間が経つと、動物系のなめし皮や、血液のような印象になって、さらにジャムのような加熱した果実やキャンディのような要素が出てきます。

味わいは、ミディアムボディで、ドライ、固くて、収斂性があります。
スーッと入ってきてそのまま、さようならみたいな、素っ気ない感じなんですが、あまり嫌な感じはありません。
ただ、後味にタンニンが残って、えぐ味と収斂性があるので、ワインだけだと、ちょっと辛いタイプかも。

スーパーで買ったばかりで温度高めだったので、冷蔵庫でちょっと冷やしてみると、飲みくちは良くなりました。

今日の晩御飯は、コンビニの、モッツアレラチーズとトマトソースのパスタ。
このワイン、食事が入ると、しっかり役目を果たす感じです。

ワインの欠点をトマトソースの脂分が補完してくれて、パスタの強い香りや、脂分をワインがサッパリしてくれる感じ。
食事と合わせた方が活きるワインですね。
脂っこい食事をさっぱりしてくれる、という点では、コンビニ食にちょうどいい感じ。

このワイン、2009年のビンテージを飲んだことがありますが、「マルベックらしい、チャーミングな果実感があって、カジュアルにまとまっているので、パーティ向けのワインだと思います。」という評価でしたが、2012年は「チャーミングな果実感」はありません。
ちょっとタイプが変わってきたみたいですね。

食事が終わって、ワインだけになるとやはり、素っ気なくてちょっと物足りないかも。

ドライで、シンプルながら、それなりの存在感はありますが、コストパフォーマンスはイマイチでしょうか。

コンドール・アンディーノ マルベック 2009

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※サイトより引用
1947年創業のアルゼンチンのトップワイナリー『アンデアン・ヴィンヤーズ』が日本向けに開発したのがこのブランド。年間販売数10万本を超える人気商品です。
アンデアン・ヴィンヤーズは、1000haの自社畑と500haの長期契約畑を所有し、1914年創業のアルゼンチン最大のワイングループに属しています。本拠地はメンドーサにあり、畑はサン・ファンやメンドーサだけでなく、標高が1500mを超えるアルゼンチン北部のカファジャテ、カタマルカなどに拡大し、それぞれの土壌や気候、標高に最適な葡萄を栽培しています。
コンドール・アンディーノのポイントは、「初心者にもアプローチしやすく、またワイン愛好家にとっても毎日飲みたくなるようなワイン。軽やかな果実味を持つ、洗練されたエレガントなスタイルであること」。そのためには、葡萄が過熟してアルコールが高くなりすぎないように、収穫のタイミングをきっちり計ることから始めるといいます。そして低温発酵で香り高い果実味を引き出し、タンニンの抽出は控えめに。樽の風味が強く出すぎないように、樽の使用率は最大でシラーの70%に抑えています。
アルゼンチンの代表品種。濃厚な黒系ベリーの風味が前面に出た、フルーティーなコクのあるワイン。ソフトなタンニンとのバランスもとてもよく、スパイシーな余韻が長く残ります。試飲会でコストパフォーマンスの高さに驚いて導入を決めました。

■関連リンク(マルエツのワイン)

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