(1)ピノ・ノワール(チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー:11)\1280
(2)メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック(仏:ボルドー地方:AOCボルドー・シュペリュール:09)\1280
(3)ティンタ・デ・トロ(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン州:DOトロ:11)\1190
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、よく熟した
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:カシス、茎のようなグリーン香、赤味の肉、ミントのようなハーブ。
香りの印象:温度が低いせいか、かなり弱め
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:フレッシュ、なめらか
バランス:ボリューム感は無いが芯が強め
タンニン分:後味に強く残る
アルコール度:強め
余韻:短い
【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)
【評価】
よく熟した濃厚なタイプながら、飲みくちは軽め。後味は強く乾く。
【供出温度】
15-18度
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
若々しくて、かなり濃い外観。
この中では、ティンタ・デ・トロ(テンプラニーリョ)。
香りは温度が低いこともあって、かなり弱め。
でも温度が上がってきても、それほど強くはなさそう。
品種の特徴はつかめないが、やはりティンタ・デ・トロが候補。
味わいは、濃縮感があるが、飲みくちは軽い。
ちょっとクールな印象があるが、タンニンが非常に強く、後味が強く乾く感じ。
ピノ・ノワールはまったく違うのと、ボルドーって感じでもない。
ファイナルアンサーで、ティンタ・デ・トロ
で、ピンポン
ちょっとシラーっぽい感じでしょうか。
【総評】
エル・ボス・ロブレ 2011
EL BOS ROBLE 2011
スペイン:カスティーリャ・イ・レオン州:DOトロ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ティンタ・デ・トロ100%
リカーランドトップで、1190円で購入。
1000円台前半のワインとしては、しっかりした印象。
香りはとても弱いですが、飲みくちは濃厚で、さらにクールな印象があって、なかなか良い感じ。
アルコール度は13.5%と高く、タンニンも強めなので、後味は乾く印象です。
ちょっと重い感じが残るので、ワインだけだと、だんだん辛くなってきそう。
DOトロについて、ソムリエ協会教本から引用すると
トロ(Toro)という事で、確かにパワフルな印象。
焼けつくように暑い平野で優れた赤、ロゼ、白ワインが造られているが、中心は赤である。
極端な気温の差はスペインの他の地域と変りなく、雨量も少ない。ただ冬の大西洋低気圧が平均以上の雨を降らせることもある。土壌はおもに沖積土で、果汁たっぷりの太ったぶどうを育て、これらのブドウが、リッチ芳醇、パワフルなトロの赤ワインとなる。ワインは若飲みと樽熟成させたものと両方あるが、後者の熟成期間はかなり長い。
ワインだけで飲み進んでると、やっぱりちょっと鈍調な感じが出て来ました。
今日の晩御飯は、鶏のピリ辛炒め。
ちょっと甘いタレの中華風。
合わせてみると、ワインが強くて合いません。
やはり鶏肉だとワインが強くて、浮いてしまいます。
ビーフくらいじゃないとダメみたい。
おつまみで、ピスタチオに合わせてみてもイマイチ。
ワインの茎っぽいグリーン感が強調されますね。
ドライマンゴーも馴染みません。
ココアパウダーをまぶした、生チョコトリュフだと、ようやく合う感じ。
ワインとの力関係がバランスいい
でもチョコレートに持っていかれます。
合わせる食事は気を使いそうですが、コストパフォーマンスは高いと思います。
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コビトロ エル・ボス・ロブレ [2011] (税込): 1,380 円
※サイトより引用
・葡萄品種:テインタ・デ・トロ(テンプラニーリョ)100%
・コメント:フレンチオークで2か月間。
・色あい:明るいダークルビーの中にバイオレットを見る事が出来る。
・香り:深い、よく熟したフルーツとトーストのアロマ。
・味わい:オークのニュアンスと熟した赤い果実味が心地よい、後味の長い味わいの赤ワイン。
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