(2)ピノ・ノワール(チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー:11)\1280
(3)メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック(仏:ボルドー地方:AOCボルドー・シュペリュール:09)\1280
(4)ピノタージュ(南ア:ウエスタン・ケープ州:11)\880
(5)テンプラニーリョ100%(スペイン:バレンシア州:DOバレンシア:08)\798
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:やや落ち着いた色調の濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した
【香り】
豊かさ:弱め
特徴:なめし革、ややケミカル、黒い果実、グリーン系スパイス、ヴェジェタル
香りの印象:やや閉じてる?
【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:おだやか、フレッシュ
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:軽め、サラサラした
アルコール度:やや強め
余韻:やや短い
【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)
【評価】
ライトな口あたりながら、ボディはしっかりしている
【供出温度】
15-18度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
やや落ち着いた色調ながら、まだ若い感じ。
2008年までは候補か。
香りは弱めで、特徴がつかみずらいが、重い動物香があって、テンプラニーリョの印象。
飲み口は軽めでフルーティ。
イキイキした印象があって、ニューワールドテイスト。
ピノタージュ、ピノ・ノワールまで候補になるか。
先日とても濃いピノ・ノワールを飲んだので、濃さでは外せなくなった。
温度が低いので、なかなか香りがたってこないが、ピノ・ノワールっぽさもちょっとある。
そうなるとピノタージュも候補になる。
飲み口はフルーティでカジュアルで、ほんのり甘みもあって、ニューワールドっぽいが、強い渋みがあって、ギリギリ伝統産地のような気がする。
ファイナルアンサーで、テンプラニーリョ
で、ブー
な、なんと、シャトーヌフ・デュ・パプ・・・
【総評】
キュヴェ・デ・アンティーク シャトーヌフ・デュ・パプ 2009
Cuvee des Antiques Chateauneuf-du-Pape 2009
フランス:コート・デュ・ローヌ地方:AOCシャトーヌフ・デュ・パプ
アルコール度:14%
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー
町田の蔵家さんで、1780円で購入。
これはまったく想定外の答えでした。
こんなにカジュアルなシャトーヌフ・デュ・パプは初めて。
まあ、価格も安いのですが、ペイ・ドックくらいのカジュアルさを感じます。
チャーミングな果実感は、確かに南ローヌらしさを感じますが、香りがとにかく弱いですね。
温度が低すぎる、というのもあるかも。
でも飲み進むと、美味しいワインです。
果実感が実にいい。
シャトーヌフ・デュ・パプって、可愛らしい果実感が特徴的ですが、このワインも小ぶりな赤い果実って感じの、体に染み渡るような素敵なフルーツ感があります。
そうそう、フレッシュな果実が持っている、ナチュラルな果実感とでもいいましょうか。
高級な味わいではないですが、美味しいワインですね。
今日の晩御飯は、ハッシュドビーフ。
このワイン、カジュアルなテイストなので、とても良く合いました。
カミさんに価格感を聞いたら、1980円。
まあ、ほぼ正解ですね。
飲みやすくてハッシュドビーフにも良く合った、という感想で、おおむね好評。
ワインだけでも、美味しく飲めますが、家庭料理にも良く合います。
シャトーヌフ・デュ・パプって、ちょっと高級なイメージがありますが、このワインは気軽に楽しめて、それでいてシャトーヌフ・デュ・パプらしさもあって、こういうタイプが増えてくると、もっと身近な産地になりそうですね。
良いワインなので、オススメです。
■関連リンク
シャトーヌフ・デュ・パプ クロ・ド・ロラトワール・デ・パプ 2005
濃厚で力強さのあるタイプ。柔らかさや繊細さが無いところがちょっと残念。
レ・シェ・ド・サン・ティエール・ドジャン シャトーヌフ・デュ・パプ 2001
シェリーのような熟成感と強さ、それに上品なフルーツ感がバランス良くまとまったワインでした。
■楽天ショップへのリンク
【6本以上ご購入で送料・代引無料】シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・デ・アンティーク[2009]年・オークの大樽12ヶ月熟成・カーヴ・ド・オジェ社(レオン・ペルディガル)・紋章(レリーフ)入りボトル・AOCシャトーヌフ・デュ・パプ
※サイトより引用
フランス南ローヌ フルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目!シャトーヌフ・デュ・パプのフルボディ赤ワインファン感涙!
フランスワイン評価本、アシェット・ガイド誌でシャトーヌフに過去最高の18/20点を付けるスーパーグレイトヴィンテージ[2009]年!造り手は、シャトーヌフ・デュ・パプ本拠地で創業1859年、シャトーヌフ(南ローヌ)を代表する大人気造り手オジェ社!
2011年版フランスワインガイド誌アシェット・ガイド誌でも多数掲載!される人気造り手によるグルナッシュ主体にシラー、ムールヴェードル、サンソーをオークの大樽(60~80L)フードルとオークの大樽(110L)トロンコニックで12ヶ月熟成!で造られる深みのルビーカラー!バニラやモカのニュアンスのある力強く、パワフルな熟した果実とスパイスのブーケ、柔らかいタンインを伴うリコリスや目がさめるような熟したフルーツのアロマ!
2009年のグレイトヴィンテージらしい柔らかく、肉厚でボリューム感のある表情豊かな味わいは、チャーミングさと力強さの両方を兼ね備えた究極のフルボディ赤ワイン!
しかもインポーターさんとの協賛プライス!(インポーターさんいわく“信じられないプライス!!”)
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