2013/01/01

シャトー・レザルカ 2009

シャトー・レザルカ 2009
シャトー・レザルカ 2009
Chateau les Arroucats 2009

フランス:ボルドー地方:AOCサント・クロワ・デュ・モン
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:セミヨン85%、ソーヴィニヨン・ブラン12%、ミュスカデル3%

マイワインクラブの通販で、1980円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、色味の強いイエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きのある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:オレンジ、マーマレード、蜜、グレープフルーツ、爽やかなハーブ、レモンピール
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい

【味わい】
アタック:おだやか
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か(極甘口)
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:ふくよかな、溌剌とした
苦味:控えめ
アルコール:やや強め
余韻:長い

【フレーヴァー】
フルーティ(蜜のような)

【評価】
極甘口のワインだが、フレッシュなまとまり

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
お正月なので、昼間からおせちにあわせて、貴腐ワイン。

最近、あまり極甘口のワインは飲んでないのですが、以前の印象と比べると、フレッシュ感があって爽やかなフルーツ感があります。

柑橘系の皮のような香りと、極甘だけど後味がスッキリしているのが、爽やかで良い感じですね。
おせちにも合いそう。

このワインは、ボルドーの貴腐ワインでもソーテルヌではなく、サント・クロワ・デュ・モン。
サント・クロワ・デュ・モンは、ソーテルヌとは反対側の、ガロンヌ川の右岸に位置していて、貴腐ワインの産地としては、穴場的な存在みたいですね。


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このワインはセミヨンが85%なので、おそらく貴腐ブドウが85%程度、あとは通常の白ワインがブレンドされていて、そこがこのフレッシュ感になっているのではないでしょうか。

カジュアルに楽しむ貴腐ワインという点では、とても良いですね。

いざ、おせちに合わせてみると、さすがに醤油ベースの料理には合いません。
きんとんや錦玉子、伊達巻あたりの、甘い料理には合うかと思いきや、邪魔はしないけど、甘さの種類が違って、ちょっと違和感がありますね。

貴腐ワインとおせちって、イメージは良かったのですが、合わせるのはイマイチかも。

とはいえ、お正月に昼間から飲むには、華やかさもあるし、甘いし、なかなか良い感じ。
人が集まったときに1本あると、お酒の苦手な女の人にも好評なのではないでしょうか。

ちなみにこのワイン、2~3日後でも印象が変わりません。
お正月の三が日で、ちびちび飲む、という飲み方も良さそう。

まあ、お正月に限らず、このフレッシュな貴腐ワインは、華やかなシーンで活躍しそうですね。

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※サイトより引用

【醸造学の専門家が造る貴腐ワイン】
シャトー・レザルカとはアルカ家のシャトーという意味で、アルカ夫人がサン・クロ・デュ・モントにある23haの畑から生まれる貴腐葡萄で造るワインです。
アルカ夫人はこのサン・クロ・デュ・モント地区だけではなく、同じボルドーのグラーヴ地区にも畑を持ち、赤ワインを造っています。シャトー・レザルカの醸造は温度管理装置のついたステンレスタンクと、セメントタンクで行われ、生産量は年間15万本に及びます。
飲み頃温度/約9℃
合う料理/海老のゼリー寄せやリンゴのタルトなど
黄金色の輝きが淡い黄緑の中に綺麗なコントラストを見せる美しい色合い。白桃やコンポートした洋梨、蜂蜜、そして爽やかな青リンゴ風の香りに、胡桃の風味。存在感あるクリーミーな甘味を酸味が包み込み、甘さの中に爽やかさを感じさせる個性的な味わい。コンポートのフルーツを食する様な味わいで、楽しめる。

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