2012/12/29

ビーニャ・ルディ アルバリーニョ 2010 (ブラインドテイスティング:当てる)

ビーニャ・ルディ アルバリーニョ 2010
(1)ソーヴィニヨン・ブラン88%、セミヨン12%(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\2680
(2)アルバリーニョ(スペイン:ガリシア州:DOリアス・バイシャス:10)\2380
(3)シルヴァーナー(仏:アルザス地方:AOCアルザス:10)\1280

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル(フチの気泡が消えない)
外観の印象:若々しい、艶のある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:マスカット、石灰のようなミネラル、柑橘系の皮、白い花、モモ、バタークリーム
香りの印象:第1アロマが強め、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、シャープな
バランス:厚みのある、溌剌とした
苦味:爽やかさを与える
アルコール:強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(アロマティック)

【評価】
力強く、濃厚な果実感がある。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【判定】
強い輝きのある外観。
色味は中庸。
フチの泡がいつまでも消えないのが特徴的。
この段階では判断出来ない。

香りはアロマティックで果実香中心。
トロンテスとか、ヴィオニエくらいのイメージ。
グラスを回すと、ヴァニラの香りもしてくる。
力強さがあるので、シルヴァーナーでは無さそう。
ソーヴィニヨン・ブランか、アルバリーニョ。

味わいは残糖があって、ほんのり甘い。
強さはあるが、ボディはシャープ。
アルコール度は強め。
やはりヴィオニエのような味わい。
これはアルバリーニョか?

ファイナルアンサーで、アルバリーニョ
で、ピンポン

ヴィオニエっぽいタイプのアルバリーニョですね。

【総評】
ビーニャ・ルディ アルバリーニョ 2010
Vina Ludy Albarino 2010

スペイン:ガリシア州:DOリアス・バイシャス
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:アルバリーニョ

町田の蔵家さんで、2380円で購入

厚みのある果実感で、濃厚なフルーティさが特徴です。

少し甘みがあって、やや重い鈍調な飲み口ですが、全体のバランスは悪くありません。

ややベッタリした甘みのある、厚みのある果実感ですね。
後味にちょっとエグ味が残るタイプ。

でも、トロッとした、ネクターのような果実感が、クセになりそうです。

今日の晩御飯は、アジのひらきに、めんたいこ。

さすがにこれは合わないだろうと思っていたら、そうでもないですね。
意外と懐が深いワインかも。
でもまあ、あえて合わせようとは思わない取り合わせですが。

時間が経つと、このトロトロした濃厚な果実感がさらに良くなってきます。

イタリアの生ハムに合わせてみたら、良く合いました。
コンテとブリーのチーズにも良く合います。

カミさんに価格感を聞いたら、1680円。
2380円と伝えても、まあ納得という感じで、このワインは美味しいという評価でした。

最初に感じた後味の重さも、飲み進むとあまり気にならなくなってきました。

リッチなシャルドネタイプの味わいですね。
アルバリーニョの個性という点ではちょっと「?」な印象はありますが、とても良いワインだと思います。

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アルバリーニョ/ビーニャ・ルディ

※サイトより引用
「ビーニャ・ルディ」は、リアス・バイシャスを代表するワイナリーのひとつ、「ボデガス・ラ・バル」が提供するブランドです。
マドリードにある魚介料理レストランの最高峰「ポルトノーボ」のオーナーでもあるホセ・リメーレスが、1985年に出身地リアス・バイシャスに拓いたこのワイナリーは、貴品種アルバリーニョにとってとりわけ優れたテロワール(南方にあり日照量が多い、70%が小石で占められた沖積土壌等)を有するとされる、「アランテイ」、「タボエサ」、「ペクセゲイロ」の3つの名畑を所有することで知られます。尚、「ビーニャ」はぶどう畑、「ルディ」は創業者ホセ・リメーレスの奥さんの名前です。
「リアス・バイシャスには約7000軒の栽培農家があり、この地域のワイナリーは、ぶどうをこうした農家から購入しているところが多いのですが、私たちは、100%自家栽培を貫いています。これによって毎年のワインの品質を安定させることができるのみならず、収量を低く抑え、アリバリーニョに分厚いボディを与えることができます」(醸造家チェーマ・ウレータ)。
このワインが、世界中のVIPが訪れる先述のレストラン「ポルトノーボ」のハウスワインとして供されていることは、言うまでもありません。
DOリアス・バイシャス。アルバリーニョ100%。ワイナリーが誇る、「アランテイ」、「タボエサ」、「ペクセゲイロ」の3つの名畑より。平均樹齢は20年。ステンレスタンクで醸造。低収量の凝縮ぶどうを使用しているため、この品種特有のレモンのような爽快なアロマに加えて、完熟したリンゴやパイナップルを思わせるような甘みもお楽しみいただけます。

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