(2)マカベオ(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:10)\880
(3)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\780
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡め
ディスク:厚め
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、艶のある
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:カリン、熟した果実、リンゴ、シードル、オリエンタルスパイス、ハーブ
香りの印象:ちょっと酸化の印象、やや熟成感?
【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:ちょっと酸化、収斂性
バランス:やや厚みのある、アルコールが浮いた感じ
苦味:コクを与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティ(やや酸化の印象)
【評価】
シェリーのようなクセのある味わい
【供出温度】
8-10度
【グラス】
中庸
【判定】
やや淡めの若々しい外観。
この段階では判別出来ない。
香りは、果実香が中心で、シードルのような酸化のイメージが特徴的。
シャルドネでは無さそう。
飲み口はドライで、ちょっと酸化したような独特な印象。
ドライ・シェリーのような感じ。
ときどきスペインの白にシェリーっぽいタイプがあるけど、これもそれっぽい。
ファイナルアンサーで、マカベオ
で、ピンポン
【総評】
ベソ・デ・ヴィノ マカベオ 2010
Beso de Vino Macabeo 2010
スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:マカベオ
イオンで、880円で購入。
シェリーのような独特な酵母感とか、シードルっぽい、独特の味わいがあります。
シャルドネやソーヴィニヨン・ブランとは違う、個性を持ったワインですね。
辛くて、強めの飲み口なので、グイグイ飲めるタイプではありません。
ちょっと焼酎っぽい雰囲気もあるので、和食にも合うかも。
今日の晩御飯はカニ。
毛ガニと、タラバと、ズワイの3種類食べ比べセット。
どのカニも合いましたが、ちょっと甘みのある毛ガニが一番合いました。
夜食には生ハムのハモンセラーノ。
これはピッタリ!
両方スペインですからね、スーッと馴染みます。
ドイツの燻香の強い生ハムにも合わせてみましたが、トマトと一緒に食べると美味しくなります。
いろいろな食事に合わせやすい辛口ですが、食事無しでも、大丈夫そうです。
余韻に、じわっと果実感が残る感じがいいんですね。
最初はちょっと酸化した印象が気になりましたが、飲み終わりくらいでは、大分慣れてきました。
飲み口は相変わらずややキツめですが、後味がスッキリとクリーンなので、それほど飲みにくさはありません。
個性がしっかりしているワインなので、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランは飲み飽きた、という人にはいいのではないでしょうか。
■コルドンヴェールのサイトより
※サイトより引用
《醸造方法》葡萄の新鮮さとアロマを保持するために、早朝に収穫します。直ちに15℃以上にならないよう酸素を除いて果汁を発酵させます。発酵後、ワインは”シュール・リー”(発酵終了後のワインを澱と接触させておく)によりワインに豊かさと食感を供給します。
《商品特徴》ミネラルやシトラス、特に新鮮なライムのアロマ。はっきりとして風味のある、バランスのとれた味わいが12~18カ月お楽しみいただけます。和食や魚介料理と一緒に。
《適温》6~11℃
《受賞歴》2009年産:パーカーポイント88point取得
2010年産:パーカーポイント87point取得
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