(2)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:中央渓谷地方:DOマウレ・ヴァレー:11)\1134
(3)ミュスカデ100%(仏:ロワール地方:AOCミュスカデ・ド・セーヴル・エ・メーヌ:10)\861
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、よく熟した
【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:蜜、パイナップル、マンゴー、カリン、百合のような花
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:爽やかな、なめらかな
バランス:まろやかな、ふくよかな
苦味:やや強めで収斂性がある
アルコール:やや強め
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)
【評価】
カジュアルなボリューム感を持っている。
【供出温度】
8-10度
【グラス】
小ぶり、中庸
【判定】
濃い外観からはピクプール。
香りは南国系の果実の印象が強めで、ややアロマティックな印象。
飲み口はマイルドでボリューム感があり、ミュスカデでもソーヴィニヨン・ブランでも無い。
ちょっとクセのある、ローカル品種のイメージ。
ファイナルアンサーで、ピクプール
で、ピンポン
ピクプールってあまり当たりだったことが無いのですが、これは美味しいかも。
【総評】
ドメーヌ・ラ・グランジェット ピクプール・ド・ピネ 2010
DOMAINE LA GRANGETTE PICPOUL DE PINET 2010
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコトー・デュ・ラングドック ピクプール・ド・ピネ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピクプール・ブラン
町田の蔵家さんで、1280円で購入。
濃厚な果実感のある、ややコッテリ系の白です。
夏場に飲むにはやや暑苦しい?
もう少し涼しくなってからが美味しそうなタイプですね。
飲み口はまろやかで、フルーツ感も良い感じだけど、後味がやや収斂性があって苦味が強め。
冷やすとフルーツ感が強めに出て、後味の苦味が強く、よく言えばグレープフルーツですが、ややエグ味が残る感じは変わりません。
後味の苦味がこのワインの特徴でしょうか。
ここで好き嫌いが分かれそう。
ワインだけでも飲めるタイプで、食事無くてもわりと進みます。
カミさんに価格感を聞いたら、1680円。
1280円と伝えると、それはお買い得、という感想。
今日の晩御飯は鶏のトマト煮込み。
白よりも赤の方が合うメニューですが、このワイン、そこそこ合いました。
うちで焼いた、ほんのり甘いくるみパンに合わせてみると、ワインの苦味がちょっと強調される感じ。
でもオリーブオイルをつけるとバッチリ合いました。
グラスに入れて時間が経つと、柑橘系の印象が強くなって、グレープフルーツ感が強くなりますね。
ピクプールって、果実感が強くて、アロマティックな印象で、ヴィオニエっぽい感じなんでしょうか?
食事もちょっと気を使えば合いやすいワインだと思います。
ワインだけでも飲めるタイプですが、後味がやや荒っぽいので食事と一緒の方がいいかも。
1280円だったらコストパフォーマンスは高いと思います。
■楽天ショップへのリンク
ピクプール・ド・ピネ 2010ドメーヌ・ラ・グランジェットよく熟した果実味と後味に残る苦味の要素が特徴的爽やかで、しかも膨らみある豊かな味わい!
※サイトより引用
ドメーヌ・ラ・グランジェット
モンペリエの南西40kmに位置する、カステルノ・ド・ゲール村(人口1100人程度)にあります。50haある畑の多くは、ライムストーンを中心に、泥灰土、砂岩により構成されています。周りには、南仏のやせた土地によく見られるローズマリーやタイムなどのガリーグが多くみられ、ワインからもその香りがほのかに感じ取ることができます。 オーナーのモレ氏の意思により、リュットレゾネによる葡萄の栽培を続けており、機械化により効率性を追求することはなく、土壌のポテンシャルを増加させることにより、健全なブドウを収穫しています。
熟したリンゴ、アンズなどを思わせる果実香、蜂蜜香、僅かにハーブ・青草など清々しい風味など豊かに香ます。口の中に香りから想像するような熟した印象の果実味が豊かに広がります。適度な酸がありメリハリある味わいで爽やかな印象も感じます。程よい膨らみがありバランス良くまとまっています。
余韻はやや長めで、後味にも熟した印象の果実の旨味とやや強めに感じる苦味の要素が残ります。熟した印象の果実味と後味に残る苦味の要素が特徴的な、爽やかでしかも膨らみあるワインです。
0 件のコメント:
コメントを投稿