2012/03/04

ジョルジュ・デュブッフ GDレッド 2008(ブラインドテイスティング:外す)

ジョルジュ・デュブッフ GDレッド 2008
(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、サンソー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCジゴンダス:07)\3480
(2)シラー、グルナッシュ、カリニャン、その他(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコルビエール:08)\1220
(3)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(4)メルロー、モナストレル、プティ・ヴェルド、シラー(スペイン:バレンシア地区:ヴィノ・デ・メサ:05)\1080 (6本セット@664円で購入)
(5)シラー60%、メルロー40%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:08)\1000くらい (6本セット@664円で購入)

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、ガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:よく熟した、若い、濃縮感のある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ブラックベリー、血液、燻製肉、シダ、タバコ、チョコレート、甘草、シナモン
香りの印象:閉じている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽い
酸味:なめらかな、やや弱め
バランス:軽くて、心地良い
タンニン分:サラサラした、控えめ
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)

【評価】
軽めのまとまりながら、味に凝縮感がある。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
少し透明感をもっていて、ちょっと黒っぽい紫。
2008年以降くらいの印象?
3本入っている、シラー系では無さそうな気がする。

香りは、固くて、閉じている感じ。
フルーツ感は少なく、やや地味な、茎系の印象が強い。
グローバル品種ではなく、ローカル品種の印象。

味わいは、かなり軽め。
口当たりよくまとまっている。
後味も良く、上質感を持っている。

価格感では、800円前後で、ローカル品種で、伝統産地のイメージ?

ファイナルアンサーで、プティ・ベルド
で、ブー

ヴァン・ド・ペイ・ドックのシラー、メルローでした。

【総評】
ジョルジュ・デュブッフ GDレッド 2008
Georges Duboeuf GD Red 2008

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラー60%、メルロー40%

セラー専科の通販で、6本セット3980円、1本あたり664円で購入。

何となく、ジョルジュ・デュブッフっぽかったので、ちょっと迷ったのですが、シラーもメルローも強い品種なので、こんなに軽くならないだろう、って思ってしまいました。

ネタバレしてみると、ジョルジュ・デュブッフらしい、繊細さを感じます。

全体のパワーを抑えて、軽めのバランスで仕上げているけど、しっかりと味わいがあって、飲みくちがとてもスムーズ。
フェミニンな、女性的な印象がありますね。

それにしても、ちょっと軽すぎる感はいなめないので、人によっては水っぽく感じる人もいるかもしれません。

2008年のワインですが、ちょっと熟成感が強すぎる感じ。
4年の熟成で、すでに下り坂の印象でしょうか。

もっとフレッシュな時に飲んだら、大分印象が違ったでしょうね。

悪くはないけど、ちょっと力が落ちてる印象。
温度が上がると余計感じますね。

カミさんに感想を聞いたら、「軽いけど、華やかな香りがして美味しい。スミレみたいな感じ?」とのこと。

確かに、時間が経って、温度が上がってくると、フローラルな印象が強くなってきます。
やはりジョルジュ・デュブッフといえば、花の印象ですよね。

このワイン、もう売ってないみたいですが、フレッシュな状態で一度飲んでみたいですね。

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