(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)コロンバール、ユニ・ブラン(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コート・ド・ガスコーニュ:10)\980
(3)シャルドネ(米:カリフォルニア州:NV)\980
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:中央渓谷地方:DOマウレ・ヴァレー:10)\840
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:厚い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきが弱い
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:グレープフルーツ、レモン、青草香、ハーブ、ミネラル
香りの印象:開いている、若々しい、第1アロマが強い
【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:爽やかな、シャープな
バランス:スリムな、溌剌とした
苦味:穏やかな
アルコール:やや強め
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)
【評価】
シンプル、フレッシュ感を楽しむ
【供出温度】
8-10度
【グラス】
中庸
【判定】
淡くて若々しい外観からは、コロンバールか、ソーヴィニヨン・ブラン。
香りはグレープフルーツに青草香で、典型的なソーヴィニヨン・ブラン。
味わいはやや鈍調な印象があるが、スリムなボディに、甘みとフルーツ感のある飲みくちがニューワールドのソーヴィニヨン・ブランって感じ。
ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー
完全に外れ、コロンバールでした。
【総評】
ドメーヌ・ド・ミィレ 白 2010
Domeine de Millet Blanc 2010
仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コート・ド・ガスコーニュ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:コロンバール、ユニ・ブラン
イオンで、980円で購入。
品種も、生産地も違う、パーフェクトな間違いでした・・
ソーヴィニヨン・ブランにしては、ちょっとボディが弱いかな、とは思ったのですが・・(言い訳)
ネタバレしてみると、コロンバールらしい、独特の香りと味わい。
コロンバールって、アルコール臭が強めに出るというか、ちょっと重さ、みたいなものがありますね。
以前は、安いワインの品種ってイメージがありましたが、最近は南西地方の品質が高いものを良く見かけます。
このワインも、ブドウ品種では格上のソーヴィニヨン・ブランと間違えてしまいましたが、しっかりした味わいを持っています。
カミさんに価格感を聞いてみると、「これ甘いね、こういうタイプって値段が分からないけど、1680円くらい?」という評価。
私はそれほど甘さは気にならなかったのですが、飲む人によっては、ちょっと甘さのあるタイプみたい。
今日は、家族で外食してしまったので、食事無しで飲んでます。
でも、ちょっとおつまみが欲しくなるタイプですね。
朝ごはん用のスコーンがあったので、オリーブオイルをかけて焼いてみました。
このワイン、ちょっとクラシックな味わいなので、普通にパンに合う感じです。
オリーブオイルとの相性もいい。
やっぱり食事があったほうが美味しくなるタイプですね。
アルコール臭とかが消えて、チャーミングなフルーツ感が出てきて、良い感じ。
まあ、でも、何でしょうか?
そこそこソツなくまとまっているけど、これといって魅力も少ない感じ?
コロンバールのワインって、最後の一押しが無いというか、ガンバってもギリギリ、シャルドネとかソーヴィニヨンブランに届かない、みたいな切なさがありますね。
がんばれ、コロンバール!
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