2012/02/16

デル・スール シャルドネ 2011(ブラインドテイスティング:当てる)

デル・スール シャルドネ 2011
(1)ムロン・ド・ブルゴーニュ(仏:ロワール地方:AOCミュスカデ・ド・セーヴル・エ・メーヌ:10)\1040
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\950
(3)シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー:DOマウレ・ヴァレー:11)\598
(4)マカベオ、アイレン(スペイン:タラゴナ地域:NV)\480

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:グレープフルーツ、リンゴ、洋梨、モモ、レモン、炒ったアーモンド、バター、ヴァニラ、火打石、硫黄
香りの印象:開いている、木樽の印象

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊かな
酸味:爽やかな、なめらかな
バランス:まろやかな、厚みのある、力強い
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め、ボリューム感のある
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)、ミネラル感のある

【評価】
成熟度が高く、豊か、濃縮し、力強い

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
グレーに近い外観で、かなり強めの輝きは、ミュスカデやソーヴィニヨン・ブランが候補。

香りはしっかりバターリィで、厚みがあり、シャルドネの印象。
スモーク感もシャルドネっぽい。
ただ、樽熟成したボルドーって感じもある。

味わいは残糖を多めに残した、濃厚でフルーティなニューワールドタイプ。
一気にシャルドネが候補になる。
ただ、マカベオ、アイレンというのもまったくは外せない。

かなりボディもしっかりしているので、さすがにマカベオは無いかな。
力を持っているブドウ品種、って感じ。

ファイナルアンサーで、チリのシャルドネ
で、ピンポン

シャルドネらしい、ボリューム感のある味わいです。

【総評】
デル・スール シャルドネ 2011
Del Sur Chardonnay 2011

チリ:セントラル・ヴァレー:DOマウレ・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、598円で購入。

色はとても淡いのですが、輝きも強く、粘性もしっかりしていて、とても500円台のワインとは思えない外観です。
香りもボリュームとバターリィなリッチ感があって、1000円超えてるような印象。

味わいは、カジュアルで、フルーティで、とても飲みやすいですね。

カミさんに価格感を聞いたら、780円。
後味に種のようなエグ味が残るのがちょっと苦手、という評価。

たしかに、フルーツ感と一緒にエグ味もあります。

今日の晩御飯は、鶏の中華風のあんかけ。

ちょっとフルーツ感が強いかなと思ってたけど、しっくりきますね。
程よい感じで、フルーツ感がプラスされるというか。

家庭料理にも合わせやすいみたい。

最初文句言ってたカミさんに、結構飲まれてしまい、あっという間に1本無くなってしまいました。
なんだかんだでいいワインですね。

ソツがなく優等生的ですが、でもアイデンティティがしっかりしてるって感じ。

ラベルが安っぽいのがちょっと損してますね。

このワイン、裏ラベルに怪しいブドウのイラストがあって、何かと思ったら、スマートフォンアプリで情報を取得できるんですね。

モトックスさん提供の「Wine-Link」をインストールして、早速試してみました。

多少暗くてもしっかり読み取ってくれます。

基本情報はしっかりと載っていて、これは便利ですね。
こういうのって、業界標準を決めて、ワインに全部入れたら便利ですよねー。

 

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