(2)バッカス(英:イングランド南東部:05)\2400
(3)山梨県産リースリング・フォルテ(日本:山梨県:甲斐市:10)\1490
(4)ムロン・ド・ブルゴーニュ(仏:ロワール地方:AOCミュスカデ・ド・セーヴル・エ・メーヌ:10)\1040
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\950
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:黄金色のイエロー
濃淡:濃い
ディスク:厚め
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:しっかりしている、よく熟した、成熟度が高い
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:グレープフルーツ、リンゴ、パイナップル、バター、ヴァニラ、火打石
香りの印象:開いている、樽からのニュアンス
【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープな、爽やかな
バランス:厚みのある、力強い
苦味:穏やかな、コクを与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)
【評価】
成熟度が高い、凝縮し力強い、豊か
【供出温度】
8-10度
【グラス】
中庸
【判定】
かなり濃い外観。
熟成感があるので、2005年くらいが候補。
香りの印象は、ミントやメントールのような印象が特徴的。
複数のフルーツの印象があるが、ミネラルやハーブの印象の方が強め。
あまり飲んだことが無いタイプ。
味わいは、力の弱い品種を、しっかり造った感じ?
品種の特徴よりは、樽の影響などが強め。
価格は高そう。
この中では、飲んだことが無い、イギリスのワインかな?
ファイナルアンサーで、バッカス
で、ピンポン
リースリングみたいな感じ?でしょうか。
【総評】
チャペル・ダウン バッカス・リザーブ 2005
CHAPEL DOWN BACCHUS RESERVE 2005
イギリス:イングランド南東部
アルコール度:12%
ブドウ品種:バッカス
ワインショップ西村の通販で、2400円で購入。
第一印象はリッチなシャルドネ系かと思いましたが、時間が経つとシャープな印象が強くなってきました。
ドイツのリースリングの印象が近いでしょうか?
種部分の印象とか、ちょっとマスカットっぽさがあって、フレッシュな白ぶどうの印象も残っています。
丁寧に造られた感じで、バランスも良くて、個性もありますね。
カミさんに価格感を聞いたら、1680円。
後味にエグ味と香料臭さが残るのがイヤ、という散々な評価・・
確かにこれは、カミさんの嫌いなタイプのワインかも。
ドイツワインに良くある、ブドウの種のようの香りと、エグ味がありますね。
グラスに少なくなると、石油っぽいミネラル感が出てきます。
やっぱり、リースリングっぽい感じです。
フルーティな感じではないのですが、オレンジっぽい、甘みのある果実香がふっと顔を出します。
今風じゃない、クラシックな印象で、なかなか評価が難しいですね。
時間が経つと、ペトロール香とか、鼻を突く感じが強くなってきました。
ちょっとクセが強いかな~。
・・・で、余ったワインを次の日にも飲んでみました。
まだまだ大丈夫、というか美味しくなってる?
リッチ感があって、いい感じです。
アルザスの良いワインって感じでしょうか。
最近、このくらい石油香のあるものは飲んでませんが、重厚感があっていいですね。
世界のワインが、だんだんフルーティな方向になってますが、これは伝統的なおいしいワインをいただいたって感じです。
しっかり個性をもった、気持ちのこもったワインではないでしょうか。
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【イングリッシュ・ワイン】チャペル・ダウンバッカス・リザーブ2005(白ワイン) 2,500円 (税込) 送料別
※サイトより引用
このワインが作られているのは、イギリス南東部のケントにある、English Wines Group(Chapel Down Winery)。
シングル・ヴィンヤードのぶどうから造られたキュベ、もしくはより選った上質のキュベを特別に瓶詰めした逸品。ハーブやナッツ、ブラックカラントの風味があり、オレンジのような落ち着いた柑橘系のニュアンスが心地良く感じられます。熟成後も楽しみなワインです。
【生産者】English Wines Group
【受賞】The English & Welsh Wine of the year competition トロフィー受賞
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