2012/01/21

ビンス・パドロ タラゴナ・クリネル・ティント 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

ビンス・パドロ タラゴナ・クリネル・ティント 2010
(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、サンソー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCジゴンダス:07)\3480
(2)メルロー60%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、マルベック5% (仏:ボルドー地方:AOCボルドー・コート・ド・フラン:07)\2350
(3)シラー、グルナッシュ、カリニャン、その他(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコルビエール:08)\1220
(4)シラーズ(豪:南東部:10)\780
(5)テンプラニーリョ(スペイン:カタルーニャ州:DOタラゴナ:10)\598

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、黒みを帯びた、ガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、濃縮感がある、濃厚な、よく熟した、

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ブルーベリー、血液、樹脂、丁字、燻製肉
香りの印象:若々しい、閉じている、第一アロマが強い、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み:残糖の甘さ、フルーティ
酸味:なめらかな、スムーズな
バランス:スマートな、軽い
タンニン分:弱め
余韻:やや軽い

【フレーヴァー】
フルーティ、カジュアル

【評価】
スッキリと軽め、フルーティ、さやわか

【供出温度】
15-18度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しくて濃い外観からは2010年が候補。

香りは弱めで、ちょっと閉じてる?
ヤニのような木樽のニュアンスが強め。
ボリューム感は無くて安い印象。
複雑性や深みも無い。

味わいはフルーティさ中心でほんのり甘く、ミディアムボディ。
ちょっとジュースっぽい印象。

価格帯としては598円のテンプラニーリョ。
全体がカジュアルなまとまりなので、品種の特徴はあまり感じられないが、なんとなくテンプラニーリョっぽい野趣な印象がある。

ファイナルアンサーで、テンプラニーリョ
で、ピンポン

これは価格当てでしたね。

【総評】
ビンス・パドロ タラゴナ・クリネル・ティント 2010
Crinel Tinto Tarragona 2010

スペイン:カタルーニャ州:DOタラゴナ
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

リカーランドトップで、598円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、880円。
598円だったらお買い得、という評価。

チャーミングなフルーツ感で、ほんのり甘くて、飲みやすいワインです。

今日の晩御飯は唐揚げ。

ちょっとジュースと合わせてるような印象になりますが、まあ、問題ないかな。

焼き明太子に合わせたら、まあ当たり前ですが、まったく合いませんでした。

食事が終わって、ワインだけになっても全然気になりませんね。
そのままで、カクテル感覚で飲めます。

パーティ向けというか、飲み会向けというか、カジュアルに楽しめるタイプでしょうか。
休日にじっくり味わうようなタイプではありませんね。

香りはシンプルで弱め、飲み口も甘みがあって、ジュースっぽいフルーツ感。

ワインらしさを感じるのは、意外と強めのタンニンでしょうか。

これでタンニンが軽かったら、多分イマイチだったでしょうね。

コストパフォーマンスの高いワインだと思います。

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