2011/12/18

シャトー・ラ・クロワ・リュガニャック 2009(ブラインドテイスティング:外す)

シャトー・ラ・クロワ・リュガニャック 2009
(1)バッカス(英:イングランド南東部:05)\2400
(2)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(3)ムロン・ド・ブルゴーニュ(仏:ロワール地方:AOCミュスカデ・ド・セーヴル・エ・メーヌ:10)\1040
(4)ソーヴィニヨン・グリ、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(フランス:ボルドー地方:AOCボルドー・ブラン・セック:09)\980
(5)フィアーノ(伊:シチリア州:IGTシチリア:10)\700

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
オレンジがかった、中庸な濃さのイエロー。
色味は、オレンジがかった、ゴールドに近い印象。
少し熟成感がある。
輝きは強め。
粘性は中庸。

【香り】
果実の蜜。
オレンジ。
パイナップル。
甘さを感じる南国系の果実香。
ミントのようなハーブ。
グラスを回すと、ユーカリオイルのような揮発性のある印象が強くなる。
熟成感を感じる。
ややアロマティック品種の印象。
香りは強めでボリューム感がある。

【味わい】
残糖を多めに感じる、中辛口。
ボディはふっくらとしている。
酸味は優しいがしっかり効いている。
苦味が後味に多く残る。
アルコール度はやや強く、後味に残る。
優しい甘みのあるアタックから、ふっくらと広がり、後味はややアルコールの辛さが残る。
余韻は長めに続く。

【判定】
熟成感のある外観からは、2005年のバッカス。

香りはややアロマティックな印象で果実香が中心。
蜜のような印象とハーブのような爽やかさが印象的。
厚みがあり複雑で、やや高そうな印象。

飲み口は残糖がやや多めの中辛口。
トロッとしたネクターのような口あたりも一定のレベル感を感じる。
イギリスのバッカスは飲んだことが無いが、2000円を超える品質感はある。

他の選択肢としては2009年ボルドーだが、価格感や熟成感はやはり違うか。

ファイナルアンサーで、バッカス
で、ブー

2009年ボルドーでした。

【総評】
シャトー・ラ・クロワ・リュガニャック 2009
CHATEAU LA CROIX LUGAGNAC 2009

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー・ブラン・セック
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・グリ、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル

リカーランドトップで、980円で購入。

甘みを残しているワインってブラインドテイスティング難しいですよね・・(言い訳)

このワイン、ほんのり甘みがあるのですが、嫌な感じはありませんね。
後味がスッキリしてるからかも。

ボリューム感もあって、香りも複雑で、1000円以下とは思えない、風格のようなものを感じます。

それにしても、2009年でこのオレンジっぽい色調は熟成ではなくて品種の色なのでしょうか。
ソーヴィニヨン・グリという品種のせい?

カミさんに価格感を聞いたら、980円でドンピシャ。
ほんのり甘いのでカミさんの嫌いなタイプかと思いきや、「このワイン、美味しいね。」という評価でした。

最初甘みがあっても、後味がドライでスッキリしているのがポイントかも。

今日の晩御飯はタンドリーチキン風の鶏のソテー。

カレーのスパイシーさに負けるかと思ってましたが、意外とワインが勝ち気味になりますね。
というか、後味が辛くなります。
アルコールの印象が強くなるというか。

飲み口は甘め、後味は辛め、なんですよね。
アルコール度が13%ありますが、白にしてはやや高めなのも、後味に辛さの一因かもしれません。

食事が終わって、ワインだけになっても美味しく飲めます。
ほんのりとした甘みと、余韻のフルーツ感がいいですね。

欲をいうと、後味にエグ味があって、スッキリ抜けた感じが無いのが惜しい感じ。
アルコール度高めのせいか、ちょっと重いんですよね。

とはいえ、コストパフォーマンスは高いと思います。

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