2011/10/29

メモリーズ シャルドネ 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

メモリーズ シャルドネ 2010
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCムルソー:09)\3200
(2)シャルドネ、甲州(日本:山梨県:09)\1350円
(3)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(4)シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー:10)\580

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
かすかにオレンジ色を感じる、中庸なイエロー。
色調は若々しく、やや複雑な印象。
輝きは強め。
粘性は中庸。

【香り】
果実の蜜のような甘い印象。
ハチミツ。
ハーブ。
レモン。
グラスを回すとクリームっぽい印象が出てくる。
爽やかなハーブの印象も強い。
香りは甘くてロマンティックな感じ。

【味わい】
残糖をかすかに感じるセック。
フルーティでシャープなアタック。
ボディは軽め。
酸味は最初穏やかで、後からじわじわ強くなる。
スレンダーな印象だけど、アルコール度は強そう。
後味に苦味と少しエグ味が残る。
余韻は少し続く。

【判定】
今回はシャルドネシリーズ。
いつも開けてくれるカミさんがシャルドネ嫌いなので、たまにこういう機会をつくらないと、シャルドネが開かないのです。

外観は輝きが強く、1500円以上ランクをイメージさせる。
ほんのりオレンジを感じるけど色調は若々しいので、南の方の日に良く当たったシャルドネか。
あるいは甲州が入っているか。

香りは最初甘い果実の印象がとても強かったが、後半は爽やか系になる。

ハーブの印象があるのだけど、なんというか、線香みたいな香りがある。

味わいはシャープでスレンダー。
酸味がフレッシュ。
甘さはあまり無いが、フルーティな印象がニューワールドっぽい。
ムルソー以外は日本も含めニューワールドなので、その3本が候補になる。

次に大きな選択肢は、甲州が入っているか。

チリは25%他の品種を混ぜて良い事になっているので、なかなかその比較は難しいが、単純に全体のまとまり感から言うと、低価格ワインのイメージ。

ただ、日本のワインは第一印象で安い感じを受けやすいので、そこにも注意が必要。

香りもちょっとチグハグだし、これは安い方のチリかな。

ファイナルアンサーで、チリのシャルドネ、580円
で、ピンポン

シャルドネ以外にもいろいろ入ってる感じの味わいです。

【総評】
メモリーズ シャルドネ 2010
MEMORIES CHARDONNAY 2010

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ主体

町田の蔵家さんで、580円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円!
ワインだけで飲むとちょっと気になるところもあるが、食事と一緒だと美味しい、という評価。

確かにワインだけで飲むより食事と合わせた方がイキイキします。

今日の晩御飯は鶏肉のトマト煮込み。
レモンを絞ったような合い方で問題なし。

つけ合わせのガーリックライスとかに良く合ってました。

軽くてスッキリした味わいなのですが、少し骨太な印象もあってバランスがいいですね。

ワインだけで飲むと、ちょっとアラが見えてきますが、この価格だと十分なコストパフォーマンスだと思います。

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