2011/10/29

フォンジェール 赤 2006(ブラインドテイスティング:外す)

フォンジェール 赤 2006
(1)メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ボルドー地方:AOCサンテミリオン・グラン・クリュ:06)\1699
(2)カステラン、カマラーテ、ティンタ・ミウーダ(ポルトガル:リスボア地方:DOCアレンケール:07)\1280くらい(6本セット@902円で購入)
(3)品種不明(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール:06)\1080
(4)メルロー(チリ:マイポ・ヴァレー:09)\970

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
少し落ち着いた色調の、濃いルビー色。
フチにほんのりオレンジを感じる、黒っぽい色調。
透明感があり、底がうっすらと見える。
粘性は中庸。

【香り】
プルーンのような、加熱された果実の印象。
ドライフルーツ。
オリエンタルスパイス。
グラスを回すとケミカルさのあるなめし革のような要素が出てくる。
香りは弱めで、やや頼りない。

【味わい】
残糖をほんのり感じるセック。
ライトからミディアムボディ。
かなり軽めで、果実味を甘みを感じるアタック。
熟成感を感じる。
酸味は穏やか。
タンニンは弱めで、舌の真ん中あたりが少し乾くくらい。
拍子抜けするような、軽いアタックから、じわっと味わいが広がり、微かな乾きと心地よい余韻が残る。
余韻は少し長め。

【判定】
少し落ち着いた色調と透明感から、ポルトガルかラングドックが候補。

香りは熟成感のある果実香。
熟成した、ピノ・ノワールやサンジョヴェーゼのような感じ。

味わいはかなりのライト。
ガメイやピノ・ノワールの印象。

そうなるとこの中では、ポルトガル?
飲んだ事ないので何とも言えないが、ちょっとポートワインっぽいような・・・

ファイナルアンサーで、カステラン、カマラーテ、ティンタ・ミウーダ
で、ブー

品種不明のラングドックでした。

【総評】
フォンジェール 赤 2006
Fongieres Rouge 2006

仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール
アルコール度:13%
ブドウ品種:不明
※グルナッシュ50%、シラー50%という事が分かりました(2012年1月9日)

町田の蔵家さんで、1080円で購入。

ブドウ品種はグルナッシュが主体って感じがしますね。
時間が経つと、樽の印象も強く出てきました。

ものすごく軽くて、それでいてじわっと味わいのあるワインです。
熟成感も相まって、不思議な雰囲気を出してますね。

カミさんに価格感を聞いたら、980円で、ほぼ正解。
軽いけど、美味しい、という評価です。

今日の晩御飯は鶏肉のトマト煮込み。
マカロニとガーリックライス付き。

家庭料理なので、香りも味付けも軽めで、このワインに良く合いました。

なんでしょうか、このワイン、ナチュラル感があるんですよね。
そういう点では家庭料理に良く合うのではないでしょうか。

食事が終わって、ワインだけになっても美味しく飲めます。
熟成感と独特な香りで、つまみと一緒に飲んでるみたい?

超ライトなので、1000円越えは高いのでは、と最初思いましたが、飲めば飲むほど良さが出てきます。

ミニミニ・シャトーヌフ・デュ・パプ、って感じ?でしょうか。
いいワインだと思います。

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