2011/09/03

ヴィュ・シャトー・ラモット 白 2009

 
ヴィュ・シャトー・ラモット 白 2009
VIEUX CHATEAU LAMOTHE BLANC 2009

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン60%、セミヨン40%

MICHIGAMIワインで、1700円。

【外観】
わずかにオレンジのさしている、中庸なイエロー。
色味はシンプルで、フチまでしっかり色がある。
輝きは大人しい。
粘性は中庸。

【香り】
甘い、果実の蜜の印象。
オレンジ。
柑橘系。
爽やかなハーブ。
グラスを回すと、張りのあるミネラルの印象。
香りはそれほど強くないが、上質感があって、陽気で華やか。
時間とともに青臭香も出てくる。
複雑性がある。

【味わい】
残糖をわずかに感じるセック。
ドライだが、フルーティさもある口当たり。
アルコール度は強め。
酸味は優しいが、しっかり全体を締めている。
グレープフルーツのような爽やかな苦みがある。
柔らかくフルーティなアタックから、酸味の強さが出てきて、後味はややアルコールの残る、乾く印象。

【総評】
トラディッショナルなボルドーブランの印象ですが、ちょっとモダンなフルーティな要素が入ってますね。

第一印象は良かったのですが、飲み進むとだんだん気になる部分が。
品質は問題無いのですが、ちょっと後味が気になる?

アルコールの印象が浮いて感じ?
苦みが強いんでしょうか?

喉にひっかかるような飲み口なんですよね。

今日の晩御飯はムサカとモッツァレラトマトサラダ。

それぞれ良く合うのですが、食べ終わった後に、ちょっと「?」な感じが残ります。
やっぱ苦みなのかな?

食事が終わって、ワインだけで飲んでると、ちょっとまた変わってきました。
トロッとした、ネクターのようなマイルド感が出てきます。

上質な印象の飲み口ですね。

でも、1700円はちょっと高いかも。
品質感はあるけど。 もうひとつ何というか後味の抜けが欲しい感じがします。

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