カンティナ・ラヴォラータ ネロ・ダーヴォラ 2009
Cantine Lavorata Nero d'Avola 2009
イタリア:シチリア州:IGTシチリア
アルコール度:13%
ブドウ品種:ネロ・ダーヴォラ
肉のハナマサで、特売550円で購入。
【外観】
落ち着いた色調の、濃いルビー。
色調は黒っぽいルージュ。
深い透明感があり、底がうっすらと見える。
粘性は中庸。
【香り】
赤い果実。
なめし革。
茎っぽいグリーン香。
グラスを回すと生っぽい動物香に変わる。
香りはそれほど強くないが、やや刺激的。
ピーマンのような青っぽさがある。
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
シャープでドライな口当たり。
ミディアムボディ。
酸味はかなり強く、酸っぱい感じ。
タンニンは少しザラついた印象で舌の表面全体が乾くくらい。
アルコール度は低め。
酸っぱい飲み口から、ボディはタイトなままでタンニンがじわっと広がり、後味は少し乾く。
余韻は短い。
【総評】
まあ価格なりというか、思ったよりも良くも悪くもない感じ。
酸味と渋味がキツめなので、何か食事が欲しくなりますね。
今日の晩御飯は、コンビニのトマトスープのパスタ。
合わせてみると、パスタの塩気とワインの渋味がちょっとケンカしますね。
パスタが野菜中心なので、ワインが勝ち気味になってしまいます。
でもまあ、それなりに合う感じ。
パスタだったらミートソースくらいの方が合いそう。
ワインが、しっかりした肉と合わせる事を要求してきます。
食事が終わって、おつまみのチーズスナックと合わせてみましたが、これも塩気と渋味がケンカする感じ。
やっぱり塩気がポイント?
塩気の少ないチーズのようなおつまみが良さそうです。
意外と枝豆とかいいかも。
ついでに、大豆の入ったチョコレート、ソイナッツチョコレートに合わせてみました。
苦みと渋味がケンカするかと思いきや、ワインの酸味がフルーティになって、何とも面白い感じ。
それなりに美味しいですが、まあ正統な合い方ではないですね。
どの食事にもほどほどに合って、何となく合わない。
このワイン、しっかりワインらしさを持っているので、ジャンキーな食べ物に合わないんですね。
安いんですが、伝統産地のテーブルワインって感じを持ってます。
冷えてても美味しいし、温度高めでも酸味がしっかりしててダレませんね。
元値が分かりませんが、880円くらいまでの品質感はあると思います。
■関連リンク(肉のハナマサのワイン)
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