2011/09/24

シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル 2005年

シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル 2005年
シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル 2005年
Chateau La Joncarde Black Label 2005

フランス:ボルドー地方:AOCコート・ド・ブール
アルコール度:14%
ブドウ品種:メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン50%

MICHIGAMIワインで、3000円。

【外観】
若々しさのある、紫がかった、濃いガーネット。
色調はまだ若々しく、フチは鮮やかなバイオレット。
透明感は無く底はまったく見えない。
粘性は高く脚が長く残る。

【香り】
とりあえず、デキャンタージュしてみる。
コルクの香りはスミレのような華やかな香り。
デキャンタからグラスに移して最初は閉じている印象で香りも弱く、ケミカルな印象。
グラスを回すとアルコールの強い印象が上がってくる。
その後にスミレ。
グリーン香。
ヴェジェタルなピーマンのような感じ?
果実香はやや抑えられてて、少し火の入ったような印象。
最初の印象は、香りはそれほど強くなく、まだ深みを感じない。

【味わい】
残糖をやや多めに感じるセック。
ややザラッとしたタンニンを感じるアタック。
フルボディ。
アルコール度はとても強く感じる。
酸味は優しく穏やか。
タンニンはとても強く、舌全体がカラカラになる。
口に含んでそれほど膨らまず、軽い果実感と強い渋みが広がり、後味は乾く。
余韻は短い。

【総評】
最初の印象では香りは弱めな感じ。
濃厚で、フルーティさが強く、ちょっとニューワールド的な味わいです。

白ラベルがとても美味しかったので期待していたのですが、ちょっと期待ハズレ。
繊細さとか深みが無いんですよね。

香りにもちょっと青臭さがあって、グラスに少なくなったら香りも弱くなって、濃厚に造られた普通のワインって感じです。

今日の晩御飯は誕生日で焼肉。
このワイン、ほんのり甘みもあって、焼肉くらいでちょうどいい感じですね。
飲みやすい感じなので、ハンバーグとか、家庭料理には合わせやすいかもしれません。

時間と共に口当たりは良くなってきたのですが、やはり膨らみというか、深みが出てきません。

濃厚でフルーティなワインが好きな人には美味しいのではないでしょうか。
でも、コストパフォーマンスは良くないですね。

へたすると1500円~2000円くらいの印象です。

香りもとげとげしくて、ちょっとケミカルなんですよね。。

う~ん、なんでしょうか?香りが決定的に良くないんだけど・・・ひょっとして、これブショネ?
グラスを回すと他の香りに消されるのですが、グラスを置いておいて、回さずに嗅ぐとちょっと微妙にカビっぽい香りがあるような・・・

コンディションの問題なのかもしれませんね。
次の日も飲んでみよう。

・・・で、次の日。
全体の印象はあまり変わらず、ちょっと穏やかで飲みやすくなりました。
優しいフルーツ感があります。

で、なんだかやっぱり青臭い気になる香りが・・
単純にカベルネ・ソーヴィニヨンの香り、と片付けられないような印象があるので、やっぱ、コンディションに問題があったのかな?

次は赤ラベルを試してみる予定なので、そこで何か分かるかもですね。

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