2011/09/13

ラユエラ・メルロー・ロゼ・ヌーヴォー 2011

ラユエラ・メルロー・ロゼ・ヌーヴォー 2001
ラユエラ・メルロー・ロゼ・ヌーヴォー 2011
RAYUELA NOUVEAU MERLOT ROSE 2011

チリ:コルチャグア・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー

イオンで、680円で購入。

【外観】
鮮やかなピンクの、濃いロゼ。
色調は彩度が高く、青っぽいピンク。
クレレットくらいの印象の濃さ。
輝きは大人しい。
粘性は弱め。

【香り】
赤く酸っぱい果実。
ちょっと青っぽさを感じる。
グラスを回すと炭酸のニュアンス。
ヌーヴォーっぽい揮発性のある印象。
香りはそれほど強くないが、やや刺激的。
カジュアルでフルーティな印象。

【味わい】
残糖を多めに感じるセック。
ちょっと炭酸の印象。
フレッシュでフルーティなアタック。
酸味は穏やかだが、後味に強く残る。
タンニンは控えめで、じわっと残る感じ。
アルコール度は高め。
少しピリッとする、フレッシュな口当たりから、酸味がじわっと広がり、アルコールの印象が出てきて、後味は乾く感じ。
余韻は長めに続く。

【総評】
南半球のヌーヴォーですね。
北半球より半年早いので、5月から6月頃には出来上がっていたではないでしょうか。

昔ヌーヴォーがブームだった頃は、サザンクロス・ヌーヴォーって名前で、オーストラリアの新酒がゴールデンウィーク頃に出てたこともありましたね。

このワイン、ヌーヴォーとはいえ、強めのアルコール感で、後味の辛い、しっかりしたロゼです。

今日の晩御飯は、キーマカレーの目玉焼きのせ、月見カレー。
子供たちには大受けだったみたい。

多分、赤だったら目玉焼きが邪魔だったと思うのですが、ロゼにはとても良く合いました。
フレッシュ感があって、わりとジュースっぽくないので、カレーにも大人な合い方をしますね。

それにしてもこのワイン、ヌーヴォーっぽく無いですね。

マセラシオン・カルボニックのキャンディっぽさを感じないので、北半球のヌーヴォーとは違う造りなのかもしれません。

通常だった5月から6月に出る南半球のヌーヴォーが、9月に出てるってことは、普通のワインを早めに出してるだけかもしれませんね。

それにしても、680円とは思えない、バランスが良くて美味しいワインです。

ペットボトルヌーヴォーよりはずっと美味しいでしょうね。

カミさんに、南半球のヌーヴォーと伝えて価格感を聞いたら、1280円。
ヌーヴォーなので高めに答えたみたいですが、680円と言ったら、それはお買い得という反応でした。

ちょっとアルコールが強いのが気になるけど美味しい、との評価でした。

南半球のヌーヴォーという珍しさも加味すると、とてもコストパフォーマンスの高いワインだとおもいます。

これから出てくる、北半球のヌーヴォーと比較すると面白そうですね。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

1 件のコメント:

志望の動機 さんのコメント...
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