(1)ソーヴィニヨン・ブラン、ユニ・ブラン(仏:地理的表示なし:NV)\628
(2)マカベオ(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:09)\500
(3)マカベオ、ペドロヒメネス(スペイン:バレンシア州:DOバレンシア:NV)\368
(4)シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー地方:DOセントラル・ヴァレー:10)\368
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

グリーンがかった、やや淡いレモンイエロー。
色調はシンプルで淡く、少しグレーっぽい。
輝きは大人しい。
粘性は弱め。
【香り】
熟した果実香。
スモーキー。
ミネラル?
独特なクセのある果実香。
グラスを回すと、クリームやシロップのようなデザート感が出てくる。
急に垢抜けたような印象。
ただやはり、シェリーっぽい熟成感のようなものがある。
香りは弱めでクセがある。
【味わい】
残糖を少し感じるセック。
酸味はしっかりしてて、重みを持っている。
ボディは意外とふっくらしている。
アタックはマイルドで、ちょっと重みと、果実感がある。
アルコール度はそこそこ。
全体的には、わりと良いワインの印象。
後味はアルコールが残り、少し乾く。
余韻は少し続く。
【判定】
グリーンっぽくて明るい感じは、マカベオ以外?
マカベオはちょっとオレンジっぽい印象がある。
香りは独特な熟成感を持っていて、ちょっとシェリーっぽい。
そうなると、とたんにマカベオになる。
味わいはほんのり甘みを残した、ボリューム感を感じるタイプ。
甘みの感じもマカベオっぽい?
シャルドネの可能性もあるので、再度香りを確認。
厚みのある香りに、ほんのりミントっぽいアクセントが出てきた。
複数の品種がブレンドされているような複雑味を感じるのと、ユニ・ブランの強いアルコール感の印象がある。
ソーヴィニヨン・ブランの印象は薄いけど、南西地方の白によくある感じのような。
ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン、ユニ・ブラン
で、ブー
なんと、マカベオ、ペドロヒメネスのスペイン。
【総評】
ラス・ビシャス 白 NV
LAS VILLAS BLANCO NV
スペイン:バレンシア州:DOバレンシア
アルコール度:12%
ブドウ品種:マカベオ、ペドロヒメネス
OKストアで、368円で購入。
ペドロヒメネスは無いだろうって思ったのですが、この甘みと、価格以上のボリューム感は、たぶんペドロヒメネスのおかげですね。
最初に感じたシェリーっぽさは、やっぱりスペインワインだったのか、残念。
ブラインドテイスティングって、最初の印象が重要なんですよね。
迷って外す事が多いです。
カミさんに価格感を聞いたら、480円。
グレープフルーツみたいな爽やかな感じが、暑い時期に合いそう、って感想です。
このワイン、価格以上のものを感じますね。
えーっと、今日の晩ご飯は、魚の干物。
ワインには絶対合わない食材ですね。
試しに合わせてみたら、ムリムリ!って感じ。
魚の生臭さを数倍に増殖させてしまいますね。
少なくともワンコイン(500円)以上の品質感を感じるので、500円以下だったらお買い得なワインだと思います。
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