2011/07/30

シャトー・ブリオ・ルージュ 2008(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)ツヴァイゲルトレーベ(日本:岩手県:花巻市大迫町:07)\3570
(2)グルナッシュ75%、カリニャン20%、シラー5%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:00)\1450
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:08)\1080
(4)サンジョヴェーゼ、カナイオーロ・ネーロ(伊:トスカーナ州:DOCGキャンティ・コッリ・セネージ:08)\950
(5)シラー、グルナッシュ、サンソー(仏:ラングドック・ルーション地方:AOPラングドック:10)\950

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャトー・ブリオ・ルージュ 2008【外観】
若さのある、濃いルビー。
色調は黒っぽいルージュくらいで、いまどきの赤の中では明るい方。
深い透明感があるが、底はギリギリ見えないくらい。
粘性は、弱め。

【香り】
樽の印象。
なめし革。
ヴァニラの印象がある。
フローラル。
グラスを回すと、香りが開かず閉じた感じで、キャンディっぽくなる?
スパイシーな印象も出てきた。
ちょっとゴムっぽいケミカルな感じも少し。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
ライトボディ。
柔らかく優しい飲みくちで、口の途中でフワッと消える。
舌の真ん中あたりで消えるので、飲んだ感じがしない。
酸味は穏やかだが、うまく効いている。
タンニンは非常にまろやかで舌の表面がかすかに乾く感じ。
柔らかく入ってきて、すぐに消えて、余韻がほとんど無い。

【判定】
やや明るめの色調はどれも候補。
まだ若い感じなので、2000年のローヌは消える。

香りは独特な世界観を持っていて、ローカル品種の印象がある。
特にブドウ品種の特徴というよりは醸造・熟成過程での要素が多いような感じ。

味わいは、超ライト。
これは・・・日本?

ファイナルアンサーで、ツヴァイゲルトレーベ
で、ブー

なんとボルドー。

【総評】
シャトー・ブリオ・ルージュ 2008
Chateau Briot Rouge 2008

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン

OKストアで、1080円で購入。

超ライトなボルドーです。
でも口当たりはいいし、まろやかで、なんとも言えない良さがあります。

今日の晩御飯は、お祭りの焼きそばと焼き鳥。
これが意外と合いました。

軽くてまろやかなので、料理とケンカしませんね。

ワインだけでもスーっと入っていきます。

ただ、香りがなんか人工的で、ワイン自体も力不足で、何かごまかされてるような感じ?がちょっと気になるんですよね。

食事も終わって、おつまみはトマトのアボカドにオリーブオイルをかけたもの。
飲み進むとだんだん良くなってきましたね。
酔っ払ってるからかな?

相変わらず香りは弱く、軽い飲みくちですが、穏やかで飲みやすいですね。
カミさんに価格感を聞いたら、1280円。

軽いけど品質は良さそう、美味しい、という意見でした。

コストパフォーマンスの高いワインだと思います。

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