(1)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%(フランス:ボルドー地方:AOCボルドー・シューペリュール:00)\1080
(2)ピノタージュ(南アフリカ:WOコースタル・リージョン:08)\680
(3)カリニャン、グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー(仏:ラングドック・ルーション地方:AOCコルビエール:NV)\599
(4)品種不明(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:06)\598
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

若々しい色調の、濃いガーネット。
色はほとんど黒に近いが、フチは若さを感じるヴァイオレット。
透明感はほとんど無いが、底光りするような輝きがある。
フチは薄く透明部分がある。
粘性は中庸。
【香り】
凝縮感のある果実香。
なめし革。
スパイス。
フレッシュな果実のイメージもある。
グラスを回すと香りが飛んで無くなる?
還元香のような印象だけぼんやり残る?
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
フレッシュで、ちょっと素っ気ない飲み口。
ライトからミディアムボディ。
酸味は強くで、ややトゲトゲしい。
タンニンは柔らかく、大人しめ。
アルコール度は低めで、ちょっとぶどうジュースのような感じ。
余韻はほとんどない。
【判定】
若々しい外観から2000年のボルドーは消える。
香りの印象は、シラーやグルナッシュ。
なめし革の印象とスパイスの感じはピノタージュもあり。
味わいは残糖が少ないドライな印象は伝統産地の印象。
南アフリカっぽくはない。
かなりライトで、テーブルワインクラスの印象。
AOCのボルドーもコルビエールも、普通に考えると違うのだが、今回相当安いワインなので、可能性は十分にある。
逆にピノタージュだったらもっと力強そう。
これだけ軽いと、ボルドーかコルビエールか、判定は難しい。
少しクールな印象のある飲み口と、メルローっぽい細かいタンニン、がボルドーをイメージさせる。
ファイナルアンサーで、ボルドー 2006
で、ブー
見事に外れて、コルビエール。
よくよく考えると5年前のワインって事はなかったな。
【総評】
テスコ コルビエール 赤 NV
TESCO CORBIERES ROUGE NV
フランス:ラングドック・ルーション地方:AOCコルビエール
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カリニャン、グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー
テスコエクスプレスで、599円で購入。
かなり荒っぽい飲み口のテーブルワイン。
AOCワインって感じではありませんね。
良いところもチラホラあるのですが、欠点の方が上回ってる感じでしょうか。
飲み口にヒンヤリしたクールな印象があって、飲み口もスッキリしてる、って点は良いポイント。
でも、香りが悪いのが最大の欠点で、微妙にカビっぽいような感じがあります。
コルクじゃなくてプラスチック栓なので、ブショネでは無いと思うのですが。
あとは、飲み口が荒っぽくて、パサパサな感じとか、ワインに成りきってなくてジュースっぽい感じとか。
これは完全に、食事と一緒に飲むワインですね。
今日の晩ご飯は普通のカレー。
馴染まないんだけど、邪魔しない、みたいな合い方ですね。
サッパリしてくれるという点では良く合います。
でもやっぱり、飲み進んでも香りが気になりますね。
還元香なのかな。
傷んでる感じではありません。
低価格とはいえ、あまり、リピートしたいワインではありません。
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