2011/02/16

笛吹川流域の地ワイン 新酒2010

 
笛吹川流域の地ワイン 新酒2010笛吹川流域の地ワイン 新酒2010 500ml

日本:山梨県:甲府市玉諸(たまもろ)地区笛吹川流域
アルコール度:12%
ブドウ品種:甲州

セブンイレブンで、ワゴンセール490円で購入。(元値は1200円くらい)

【外観】
クリームっぽい色あいの、淡いイエロー。
外観は無色に近いが、ほんのりアイボリーのような色味がある。
輝きは大人しい。
粘性は弱め。

【香り】
アルコール臭。
酵母の印象。
柑橘系のフルーツ。
グラスを回すと、少し熟した果実香。
セメダインっぽいケミカル。
香りは弱めで、ややアルコールやケミカルの印象が強い。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
ライトボディ。
酸味は強めでサバサバしている。
アルコールの印象が浮いている。
ケミカル香も、少し口に残る。
後味は苦みが残るが、爽やかさやフレッシュな感じは少ない。
ちょっと荒っぽく、雑な感じがある。
余韻は少し続く。

【総評】
去年の新酒なので、そのあたりを割り引いて考えないといけませんが、それでもちょっと完成度がイマイチ。

香りはグレープフルーツの印象が良く出てて、頑張ってる感じがあるが、アルコールが浮き気味で、昔の発展途上だった

日本のワインを思い起こさせる。

しかもケミカルなセメダインみたいな香りがあって、あまりグイグイ飲みたくない感じ?

店頭のワゴンセールで買ったこともあり、少し温度が高かったので、少し冷蔵庫で冷やしてみます。

あー、このセメダインみたいな感じ、白の新酒に良くある香りですね、思い出しました。

今日の晩ご飯はコンビニのボンゴレビアンコ。
組み合わせとしては悪くありません。

力関係も程よい感じ。

ワインもだんだん、飲みやすくなってきました。

気がつくとグイグイいってますね。
温度が低めの方がやっぱり飲みやすいです。

しかし、アルコール感と、セメダイン香は相変わらず。

国産の白の新酒って、基本的には甘くてフルーティ、フレッシュジュースみたいなタイプをイメージしますが、これは本格的なジャンルを狙ってる感じがします。

なんだか、新酒じゃない方が良かったんじゃない、って感じ。
良さはあるんだけど、無理して新酒にしてるような。

甲州って、意外と新酒に合わなのかもしれませんね。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

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