(1)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:09)\1080
(2)グルナッシュ、シラー(仏:ラングドック地方:AOCコトー・デュ・ラングドック:05)\1040
(3)ピノタージュ(南アフリカ:WOコースタル・リージョン:08)\680
(4)品種不明(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:06)\598
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

少し落ち着いた、濃いルビー。
深い透明感があり、底が何となく見える程度。
濁りを感じる。
色味は黒っぽく落ち着いている。
2007~2006年くらいの印象。
粘性はやや弱め。
【香り】
ドライフラワー。
なめし革。
鉄サビのような印象。
フルーティは少ない。
グラスを回すと少し生っぽい動物香になる。
青っぽい茎のようなグリーン香。
香りはそれほど強くないが、やや刺激的。
硫黄の印象も強め。
【味わい】
残糖をを少し感じるセック。
ライトからミディアムボディ。
甘みを感じる、フルーティなアタック。
酸味は後からしっかり効いてくる。
タンニンは控え目で、舌の真ん中が少し乾く感じ。
アルコール度は低め。
軽い飲み口で、価格は安そうだが、しっかりとした品種のイメージ。
余韻は少し続く。
【判定】
落ち着いた少し透明感のある外観からは、2005年グルナッシュ、シラーか、2006年ボルドー。
香りの印象は、花の印象や、茎っぽいグリーン香はボルドー。
でもグルナッシュ、シラーも可能性はある。
飲み口は軽くて低価格なワインのイメージ。
しっかりした辛さもあり、伝統産地の印象。
軽いながらも、しっかりした芯があって、ブドウ品種はカベルネ、メルローの印象。
ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ブー
あれ~、ピノタージュ・・・
【総評】
アズダ エクストラ・スペシャル サウスアフリカン ピノタージュ 2008
ASDA EXTRA SPECIAL SOUTH AFRICAN PINOTAGE 2008
南アフリカ:WOコースタル・リージョン
アルコール度:14%
ブドウ品種:ピノタージュ
西友で、680円で購入。
甘みはあるのですが、いわゆるニューワールド的な、残糖の甘さじゃない印象があり、ボルドーと間違えてしまいました。
ピノタージュって、スパイシーなピノ・ノワール、ってイメージなのですが、確かにこのドライフラワーとなめし革はピノ・ノワールの特徴かも。
カミさんに値段を聞いたら、780円。
ほぼ正解ですね。
今日の晩ご飯は、すき焼き風の肉豆腐。
取り置きしてあったのをレンジで温めたので、お肉はビーフジャーキー状態・・・
でもこれが実に良く合いました。
醤油の香りや、みりんの甘さが、ちょうどいい感じ。
このワイン、牛肉に良く合いそうです。
赤味の固まりをグリルしたやつとか良く合いそう。
ほんのりとした甘みが優しくて、でもちょっと本格的な印象もあって、おうちで気軽に飲むにはいいですね。
甘い感じがあるので、アルコール度はそこそこ高そうな印象でしたが、14%もあるとは思いませんでした。
バランスがいいんでしょうね。
肉に合いそうで、気軽に飲めるタイプなので、野外でバーベキューなんていいかもしません。
でも、アルコール度が高いので、すぐに酔っちゃうかもね。
■関連リンク(ASDAワイン)
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