2011/01/09

ドメーヌ・ド・クーティネル ガメイ プリムール 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)グルナッシュ80%、シラー10%、サンソー5%、ムールヴェードル5%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCシャトーヌフ・デュ・パプ:05)\2980
(2)メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%(仏:ボルドー地方:AOCコート・ド・カスティヨン:02)\1399
(3)メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:08)\1180
(4)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%(フランス:ボルドー地方:AOCボルドー・シューペリュール:00)\1080
(5)ガメイ(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン:10)\980(予約価格)

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドメーヌ・ド・クーティネル ガメイ プリムール 2010
【外観】
若い色調の明るいルビー色。
色味は青っぽい、バイオレット。
透明感があり、底がキレイに見える。
フチは無色に近い。
粘性は中庸で、脚は早めに消える。

【香り】
赤い果実。
わずかにセメダインのようなケミカル。
炭酸の印象。
香りは弱く、頼りない。

【味わい】
残糖をほんのり感じるセック。
ライトボディ。
フレッシュで爽やかなアタック。
酸味はフレッシュで強め。
タンニンは弱い。
アルコール度はそれほど強くない。12%くらい?
後味はスッキリしていてキレイ。
余韻は少し続く。

【判定】
まず透明感があって若々しい、という点で、ほぼガメイの新酒に決定。

香りも新酒らしい、炭酸の印象や、セメダインっぽい揮発性のある香りを持っている。

味わいもライトでフレッシュ。
この中ではガメイ以外には考えられない。

ファイナルアンサーで、ガメイ
で、ピンポン

とてもライトだけど、スッキリと飲みやすい新酒です。

【総評】
ドメーヌ・ド・クーティネル ガメイ プリムール 2010
Domaine de Coutinel GAMAY Primeur 2010

フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン ヌーヴォー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ

町田の蔵家さんで、予約価格980円で購入。

ガメイを使った、ボージョレ・ヌーヴォーじゃない新酒ですね。

ボージョレ・ヌーヴォーよりも口当たりが柔らかくて、香りも落ち着いていて、とても飲みやすいタイプです。

後味もとてもクリーンな味わいで、第一印象はいい感じ。

カミさんに価格を聞いたら、「美味しいけど、軽いし、水っぽいし、780円」
たしかにちょっと軽すぎるかも。

今日の晩ご飯はチキン南蛮。

揚げた鶏肉を甘辛ダレにつけて、そこにタルタルソースをかけたもの。

このワイン、軽いので合うかなと思っていたら案外合いません。

ちょっと辛さが強くなります。

おつまみで、ビーフジャーキーに合わせみると、ワインの印象が薄くなります。

ナチュラルチーズくらいが合いそうですね。

カジュアルな味わいなので、スナック菓子でも合いそう。
ただ、香りの強いものはワインが負けてしまいそうです。

プレーンな、トマトのピザ、くらいが合いそうでしょうか。

私の勝手な印象ですが、成熟が遅れて、さらにあまり良く出来なかったブドウを、丁寧に醸造して、大事にワインに仕上げた、って感じ。

とても軽いのですが、繊細な味わいがあって、美味しいワインではないでしょうか。

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