(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:07)\2180
(3)クレレット(仏:プロバンス・コルス地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・ヴォークリューズ:03)\1380
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール:10)\980
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
ほんのりベージュがかった、淡めのイエロー。
グレーっぽい外観で、少し黄色がさしているくらい。
輝きは強め。
粘性はやや強めで、脚が長く残る。
【香り】
柑橘系のフルーツ。
爽やかなグリーン系のハーブ。
少し炭酸の印象。
ラムネ菓子のような甘い印象がある。
香りは弱め。
時間が経つとモモのようなフルーツ香が出てくる。
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
シャープでフレッシュな飲み口。
酸味は最初強いが、すぐに消える。
後味はクリーンで、苦みやエグ味は少ない。
アルコール度はそれほど強くない。12%くらいか。
余韻は少し続く。
【判定】
淡く、グレーっぽい外観からは、クレレットかソーヴィニヨン・ブランが候補。
ただ、粘性は強く、新酒っぽくない。
香りは弱めでヴァラエタルアロマは感じられないが、ソーヴィニヨン・ブランっぽくはない。
モモのような香りが印象的。
味わいはシャープで、スレンダー。
ボリューム感は無いが、上質感はある。
力の弱いブドウ品種のイメージ。
かと言ってアリゴテっぽくは無い。
ファイナルアンサーで、クレレット
で、ブー
なんと、ソーヴィニヨン・ブランのヌーボーでした。
【総評】
ヴァン・プリムール ヴィニュロン・クリエーター ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール ブラン 2010
Vin Primeur Vignerons Créateurs Les vins de Pays du Gard Blanc 2010
フランス:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
町田の蔵家さんで、予約価格980円で購入。
新酒っぽくない、落ち着いた味わい。
1ヶ月収穫を遅らせた、というだけはありますね。
このワイン、ヴァン・ヌーヴォーなのに、入荷は12月に入ってからだったんですよね。
ブドウの成熟が遅かったので、収穫を1ヶ月遅らせたそうです。
そのせいか、新酒としてではなくて、普通のワインとして楽しめます。
飲み進むと、マイルドな口当たりで、トロッとした、ネクターのような味わいになってきました。
最初はシャープな口当たりでしたが、だんだんマイルドになってきて、シュナン・ブランのような感じ?
全然ソーヴィニヨン・ブランっぽく無いのがちょっと気になります。
フルーツ感も優しい感じで、モモのような感じ。
やっぱりネクターっぽいんですね。
後味もキレイなので、飲んでて幸せ感の高いワインだと思います。
それにしても、このヴァン・ヌーヴォーは毎年飲んでますが、今年は全然印象が違いますね。
逆に、新酒を期待して飲むと、ちょっと肩透かしかもしれません。
個性的があって、良いワインだと思います。
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