2010/11/12

アズダ エクストラ・スペシャル ヴィオニエ ヴァン・ド・ペイ・ドック 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ・ブランAC:07)\1080
(2)マカベオ50%、シャルドネ50%(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:08)\1050(6本セット@997円で購入)
(3)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:09)\1000(6本セット@997円で購入)
(4)ヴィオニエ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:08)\780
(5)マカベオ(スペイン:ムルシア州:イエクラDO:09)\598

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アズダ エクストラ・スペシャル ヴィオニエ ヴァン・ド・ペイ・ドック 2008
【外観】
強い輝きのある、中庸なイエロー。
ギラギラした輝き。
色味は若々しく、ややグリーンがかっている。
金属のようなグレーの印象もあり。
粘性は強く、蒸留酒をイメージさせる。

【香り】
強めの熟した果実香。
蜜の印象。
グリーン系のハーブ。
ミネラル。
乳製品の印象。
グラスを回すと、バターリィな印象が強くなる。
かなり厚みのある強めの香り。
アロマティック品種をイメージさせる。

【味わい】
残糖を多めに残すセック。
トロミのある口当たりで、ボリューム感のあるアタック。
アルコール度は強め。
酸味は芯がしっかりしていて柔らかさもある。
苦みも強く、後味にしっかり残る。
ふっくらとした厚みのある口当たりから、酸味が中心となって膨らみ、そのままフレッシュな苦みで終わる。
余韻は長い。

【判定】
ギラギラした外観はヴィオニエか、ラングドックのシャルドネ。

香りは果実香が強く、ヴィオニエの印象。

味わいも甘みを多く残していて、ヴィオニエのイメージ。
マスカットのようなアロマティック品種独特な味わいがある。

ファイナルアンサーで、ヴィオニエ
で、ピンポン

西友のアズダワイン、なかなか良いですね。

【総評】
アズダ エクストラ・スペシャル ヴィオニエ ヴァン・ド・ペイ・ドック 2008
ASDA Extra Special Viognier Vin de Pays D'Oc 2008

フランス:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:ヴィオニエ

西友で、780円で購入。

初めて買った西友のアズダワイン(ASDA WINE)。
このコストパフォーマンスはスゴイかも。

ヴィオニエって品種がまた特別ですが、まったくのブラインドで飲んだら1500円位の価格をつけてしまいそうです。

香りは複雑で、張りがあって強く、味わいも洗練されていて、かなり高品質なイメージ。

ヴィオニエといえばコンドリュー。
さすがに、ボリューム感や飲み口の綺麗さは敵いませんが、イメージとしては近い感じですね。

780円で気軽に飲めるワインとしては十分な品質です。

今日の晩ご飯は、鶏のねぎ塩焼き。
やきとりのしお、みたいなものですね。

これが何とまあ、良く合うこと。

脂分とか塩味とかを、優しく包んでくれる感じがあります。
やきとりがちょっと上品な料理になったような感覚でしょうか。

このワイン、塩味に強いですね。
アルコール度が高くてしっかりしてるので、塩っけに負けないんですね。

結構、タレの焼き鳥もいけるんじゃないでしょうか。

合わせる食事で、一番合いそうなのはクリーム系のパスタ。
チキンとかベーコンとか、肉系がいいですね。

逆に、バジルとトマトのような取り合わせには合わなさそう。

ちなみに、かつお節と醤油の効いた、不思議な野菜の炒め物に合わせてみたら、まったく合いませんでした。
醤油味とは合いませんね・・・当たり前ですが。

キューブチーズのオリーブに合わせてみたらこれもまたよく合いました。

ちなみに、このワイン、冷えてても美味しいです。
フルーティさがチャーミングな感じになりますね。

温度が上がると、ちょっとダレた感じになりますが、それはそれで、味わい深いものがあります。

カミさんに価格を聞いたら、980円。
ヴィオニエ独特のクセのある味わいが気に入ったみたい。

カミさんにいっぱい飲まれて、すぐに1本空いてしまいました。

いいですね、アズダワイン。
いろいろ飲んでみたくなりました。

■関連リンク(ASDAワイン)

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