カベルネ・ソーヴィニヨン(アルゼンチン:メンドーサ州:09)
マルベック(アルゼンチン:メンドーサ州:09)
の2本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
若々しい色調の濃いルビー色。
深い透明感があり、かすかに底が見える。
フチに小さな気泡が多く現れる。
色調はほとんど黒に近いがフチはバイオレット。
粘性は弱く、サラッとしている。
【香り】
濃厚な果実香。
ドライフルーツのような印象。
ジャムのような甘い印象もある。
グラスを回すとなめし革のような動物香。
香りはそれほど強くないが、少し刺激的。
【味わい】
残糖を少し感じるセック。
柔らかくフルーティなアタック。
ミディアムボディ。
アルコール度はそれほど高くない。
タンニンも柔らかく、飲みやすい。
まだジュースのような印象が強い。
ワインになりかけ、みたいな感じ。
余韻は短い。
【判定】
今回はカベルネ・ソーヴィニヨンとマルベックの2択。
外観では判断出来ないが、香りはフルーツ香が主体。
やや青っぽい印象もある。
飲み口は素直なフルーツ感で優しい感じ。
これはマルベックっぽい。
ファイナルアンサーで、マルベック。
で、ピンポン
カジュアルで飲みやすいタイプです。
【総評】
コンドール・アンディーノ マルベック 2009
CONDOR ANDINO MALBEC 2009
アルゼンチン:メンドーサ州
アルコール度:13%
ブドウ品種:マルベック
いただきものなので、価格不明。
ジューシーでカジュアルなマルベックらしいワインです。
ちょっとヌーボーのような、未熟な感じがあって、食事に合わせるとよりジュースっぽくなります。
同じシリーズのカベルネ・ソーヴィニヨンと比べると優しいフルーツ感があって、何ともふんわりとした飲み口にまとまっています。
でも単調なので、だんだん飽きてくるのが欠点でしょうか。
800円くらいの印象ですね。
1000円だと高い感じ。
マルベックらしい、チャーミングな果実感があって、カジュアルにまとまっているので、パーティ向けのワインだと思います。
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