(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:プティ・シャブリAC:07)\1780
(2)ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(仏:ボルドー地方:アントル・ドゥ・メールAC:08)\1380
(3)シャルドネ(伊:ピエモンテ州:ピエモンテDOC:08)\1180
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(スペイン;カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ:08)\1140
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:08)\1050
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
やや淡い、グリーンがかったレモンイエロー。
薄いレモンイエローで、色調に濃淡がある。
輝きは少しあり、艶っぽい。
粘性は中庸で脚が現れるがすぐに消える。
【香り】
グレープフルーツのような果実香。
ミネラル。
クリームのような乳製品の印象。
冷えているせいか、香りは弱く、特徴がつかみにくい。
【味わい】
ほんのり残糖を感じるセック。
酸味はかなり強く、シャープな飲み口。
苦味も強く、グレープフルーツの印象。
ボディは薄いが、アルコール度は強め。
後味はやや乾く印象。
【判定】
淡くグリーンがかっている印象はソーヴィニヨン・ブラン。
香りは弱く、あるいは閉じているので特徴がつかみにくいが、グレープフルーツのような印象はソーヴィニヨン・ブラン。
味わいはシャープでスレンダーな味わいが、ソーヴィニヨン・ブラン。
で、チリ、スペイン、ボルドーの3つの産地のうちのどれか、という話になる。
少し独特の味わいがあって、ボルドーでチリでも無い感じ。
スペインのソーヴィニヨン・ブランっていままで飲んだこと無いので、特徴が分からないけど、そこはかとなく、スペインっぽい?
ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン、スペイン
で、ピンポン
スペインのソーヴィニヨン・ブランって初めてです。
【総評】
ヴェガ・コルコレス ソーヴィニヨン・ブラン 2008
VEGA CORCOLES SAUVIGNON BLANC 2008
スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ
アルコール度:14%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
リカーランドトップで、1140円で購入。
スペインのワインって、シェリーっぽい酵母の印象が強いものがありますが、これもちょっとそんな感じをうけてしまいます。
基本的にはドライな辛口で、フルーティさは強くないですね。
少し炭酸を含んでいるみたいで、味わいにもスパークリングワインのようなイメージがあります。
シャープな飲み口ですが、後味はエグ味が残って、少し重さを感じるタイプ。
選択肢にアイレンがあったら、そっちを選んだかもしれません。
いわゆるソーヴィニヨン・ブランらしい味わいとは少し違うんですよね。
そのまま飲むより、食事と合わせた方がぐっと良くなるタイプみたいで、チーズと合わせただけで随分バランスが良くなりました。
魚介類にも良く合いそう。
特に貝類を使ったパスタに良く合いそうです。
世界!弾丸トラベラーを見てたら、ウドンくらいの太さの手打ちパスタをイタリアで食べてましたが、何だか美味しそう・・・これから流行りそうですね。
そうそう、ソーヴィニヨン・ブランってスペインの伝統品種じゃないので、ニューワールドタイプの味わいなのかと思ってましたが、意外とドライでクラシックな印象でした。
何とも言えない、微妙な個性を感じるワインなので、話のネタにはいいかもしれません。
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