(2)メルロー主体(仏:ボルドー地方:コート・ド・カスティヨンAC:02)\1450
(3)テンプラニーリョ、メルロー(スペイン:アラゴン州:ソモンターノDO:05)\1250
(4)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ地区:ボージョレ・ヴィラージュAC:09)\1180
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
ほとんど黒に近いが、深い透明感を感じるガーネット。
フチの赤身は少し落ち着いた色調。
中心部は黒に近い濃さだが、底がうっすら見えるような深い透明感がある。
雫に色素が残る。
粘性は弱め。
【香り】
ドライフルーツ。
エスニックなスパイス。
ちょっと紹興酒をイメージさせる。
酒精強化されたシェリーのようなアルコールの強さを感じる。
グラスを回すと、干したプルーンや、ドライフラワー。
火を通して煮詰まったような印象がある。
【味わい】
ライトからミディアムボディ。
残糖はほとんど感じないセック。
スッキリと軽くて飲みやすく、後味もキレイ。
酸味はしっかりしているが、柔らかい。
若干収斂性がある?
タンニンはきめ細かいが、舌の表面全体が乾くような印象がある。
ドライフルーツのような味わいが残る。
余韻は細いがちょっと長めに続く。
【判定】
濃い外観からは、ガメイ以外が候補。
ただ、深い透明感があるので、シラーやカベルネ・ソーヴィニヨンのような印象ではない。
香りは、ガメイ?
ドライフルーツの印象や紹興酒のようなイメージがガメイっぽい。
ただ、外観と香りからはかなりの熟成感を感じるので、2009って事はないだろう。
そうなると2002のメルロー。
味わいも、熟成感が強い。
ジェリーやポートのような熟成感を感じる。
一度加熱したような感じ、とでもいいましょうか。
品種だけの印象でいくと、サンジョヴェーゼとか、ガメイ。
ああ、分かった、この舌の表面を覆うようなタンニンの感じはメルローだ。
飲んだときはそんなにタンニンを感じないけど、後から舌にねっとりとまとわりつくようなタンニンの感じがメルローの特徴、だった気がする。
ファイナルアンサーで、メルロー
で、ブー
テンプラニーリョ、メルローの2005、そこがあったか・・・
【総評】
モンテシエラ オーガニック 2005
Montesierra Agriculture ecologica 2005
スペイン:アラゴン州:ソモンターノDO
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ、メルロー
リカーランドトップで、1250円で購入。
確かに2002って感じの熟成感ではない、2005が妥当なライン。
ちょっと野趣な感じの香りや味わいは、メルロー単一じゃないよな~。
でも熟成感のあるメルローって点では当たってました!(苦しい言い訳)
クセのある香りと味わいですが、キレイな飲み口で、とてもいい感じです。
なんか、美味しい。
今日の晩御飯は鶏の唐揚げ。
もうちょっと肉の味が強い料理が良さそうです。
牛か、ラムくらいじゃないと合わないみたいですね。
カミさんに価格を聞いたら、1680円。
しっかりしているので、1500円前後と評価したそうです。
ずっと印象が変わらないのがいまいちだけど、まあ美味しいとのこと。
やっぱりちょっとボルドーっぽさがありますね。
しっかりした肉料理と合わせると美味しく飲めるのではないでしょうか。
ちょっとクセのあるワインが好きな人にはオススメです。
■楽天ショップへのリンク
ボデガ ピリネオス モンテシエラ オーガニック 1,785円 (税込) 送料別
※サイトより引用
このワインは有機栽培でつくられたテンプラニーリョとメルロー種のブレンドです。紫がかったルビー色をしており、赤系果実、桃、イチゴや花のようなアロマが複雑に織り交じった力強いノーズがあります。良好でエレガント、口いっぱいに甘いタンニンがひろがります。
0 件のコメント:
コメントを投稿