Mon Joli Blanc NV

フランス:ヴァン・ド・ターブル
アルコール度:
ブドウ品種:不明
タイのスワンナプーム国際空港のファミリーマートで、420バーツ(約1200円)で購入。
タイのワインと間違って買ってしまったものです。
【外観】
やや濃いグリーンがかったイエロー。
輝きがあり、粘性は中庸。
ボトルに入っている状態では、色がかなり濃く、やや過熟しているように見えたが、グラスに入れると健全な印象。
ディスクは厚め。
【香り】
スパイシーさを感じる強い香り。
フルーツは南国系。
樽の影響を強く感じるウッディな感じ。
ヴァニラと、白い花。
少し石鹸のような印象。
品種の香りというよりは、熟成段階での香りが強い感じ。
【味わい】
残糖がやや多い、ほんのりとした甘さ。
酸味は穏やか。
木のチップが入っているような香りが口に残る。
柔らかい飲み口で、後味もすっきりしている。
余韻は短い。
【総評】
カミさんに言わせると、松脂の入ったワイン、レツィーナのような印象。
確かに香りの強い木片が入っているような味わいです。
ほんのりとした甘さと香りの強さが、スパイシーな料理に合いそう。
マッコルリもそうですが、辛い料理には、酸っぱくて甘い飲み物が合いますからね。
日本で飲むフランスのヴァン・ド・ペイと味が違うのが面白いですね~。
タイの人は、甘くて酸っぱくて辛いものが好きと聞いたが、やはりワインもほんのり甘口。
タイの人が日本にあるフランスのヴァン・ド・ターブルを飲んだら辛く感じて、美味しくないんじゃないでしょうか。
同じフランスのヴァン・ド・ターブルでも輸入している国によって味わいが違うんですね。
日本で飲むフランスのワインは、日本というフィルターがかかってるわけだ。
確かにこのワインは、輸入しても多分日本では売れなさそうです。
その国で受け入れられる味じゃないと、輸入されないでしょうからね。
でもそういえば、同じくタイから買ってきた赤ワインはそんなに違いを感じなかったな。
白ワインの方が国によって個性の違いが出る?
赤はほぼ辛口ですけど、白は甘口から辛口まで幅が広いですからね。
とまあ、いろいろと考えさせられるワインですね。
ちなみに今日の晩御飯はタンドリーチキンだったのですが、とてもいい感じに合いました。
さすが、タイに輸入されるワインだけあります。
でもワインだけで飲むと、微妙な甘さと、ちょっと酸化してる感じがいまいち。
多分、日本では買えないワインだと思うので、美味しくてもリピートのしようがないですが。
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