2009/11/29

ドメーヌ・リヴォワール カベルネ/メルロ 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ地区:ボージョレ・ヴィラージュAC:09ヌーヴォー)\2680
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(仏:ヴァン・ド・ペイ・ラ・シテ・ド・カルカソンヌ:09プリムール)\880
(3)ガメイ(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン・ヌーヴォー:09)\890
(4)シラー40%、カリニャン40%、グルナッシュ20%(仏:ラングドック・ルーション地方:コルビエールAC:07)\1290
(5)メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%(フランス:ボルドー地方:ボルドーAC:06)\996(5本セット4980円)

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドメーヌ・リヴォワール カベルネ メルロ 2009
【外観】
鮮やかな色調の深い透明感のあるルビー。
底がわりとはっきり見えるくらいの濃さ。
フチのピンクは鮮やかで若々しい。
粘性は弱く、さらっとしている。

【味わい】
新酒特有の醗酵香。
赤いベリー系のフルーツ香。
ブルーベリー。
独特なスパイス香。なんだろう??
グラスを回すと生っぽい発酵香。
それからやっぱり、生木っぽいスパイス、というかハーブのような印象。
どこかで嗅いだ事がある香り・・

【味わい】
残糖がやや多めのセック。
やや辛口って感じ。
ライトボディで、飲み口はすっきり。
酸味もタンニンも大人しい。
後味はややタンニンが勝つ感じ。
でも乾くような印象は無い。

【判定】
外観と香りから完全に新酒。
3本からの選択となる。
香りはやや弱めだが、特徴的なハーブ香がある。
ボージョレの印象は少ないので外す。
生木のような、特徴的な香りは産地の特徴?
全体的にはガメイっぽさは少ない。
カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローの新酒か。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローのプリムール
で、ピンポン

何か不思議な香りのある新酒です。

【総評】
ドメーヌ・リヴォワール カベルネ/メルロ 2009
DOMAINE RIVOIRE CABERNET MERLOT 2009

フランス:ヴァン・ド・ペイ・ラ・シテ・ド・カルカソンヌ:09プリムール
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

町田の蔵家さんで、880円で購入。

カミさんに不思議な香りがしない?って聞いたら、「バーベキューが終わって、車に積み込んだ時の香り。」だって。
焦げ臭と肉の香り、それに焼肉のタレのような香り、というんですが・・・

ワインから受ける印象が人によっていかに違うか、しみじみと感じました。

というか、これほど意見が違ったのは初めてかもしれません。
なんとも不思議なワインですね。

飲み物としては上手くまとまっているのですが、ワインとしては「?」な感じです。

ちょっと人工的な印象があるからでしょうか?
ブドウを使った別のお酒、って感じがします。

軽すぎるのもやや気になりますね。

全体にこじんまりとまとまっているような印象です。

ただ、控えめで優しい感じなので、家庭料理には馴染むワインではないでしょうか。

ワインだけでも飲めてしまうので、いろいろなシーンに使えそう。

最後まで気になったのは、ワインに木のチップを入れたような、生っぽい木の香り。
こればっかりはちょっといただけませんね。

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