2009/11/28

ヴァン・ド・プリムール ヴィニュロン・ド・カルナス ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール ブラン 2009(ブラインドテイスティング:外す)

(1)リースリング(豪:南オーストラリア州:07)\1050
(2)ヴァイスブルグンダー(ドイツ:ラインヘッセン地域:クヴァリテーツヴァイン トロッケン:08)\990
(3)ソーヴィニヨン(仏:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール:09プリムール)\980
(4)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:08)\950(20%オフの760円で購入)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ヴァン・ド・プリムール ヴィニュロン・ド・カルナス ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール ブラン 2009
【外観】
やや複雑な色合いの、中庸なイエロー。
ムラのある感じの色合い。
ややオレンジっぽいくもあり、グリーンっぽくもある。
フチに向かって無色になる。
ディスクは普通で、フチに小さな気泡が多く見られる。
粘性は弱くさらっとしている。

【香り】
トロピカルフルーツのような甘い果実香。
裏からハーブ香と、ヴァニラ香。
グラスを回すと、クリームのような乳製品の印象が強くなる。
コッテリ系の印象。
香りはそれほど強く無いが、厚みを感じる。

【味わい】
少し残糖を感じるセック。
なめらかな口当たりで、ふっくらとしたボリューム感がある。
酸味は強く、飲み終わった後まで残る。
苦味もやや強い。
アルコールは強めで、余韻は少し続く。

【判定】
外観はややムラのある色調で、複数の品種がブレンドされているような印象。
香りは最初に南国系の果実香。それからクリーム。
印象としてはシャルドネ。
味わいはほんのり甘さを感じて、ボリューム感がある。
これもシャルドネっぽい。
ただ、全体的な印象ではフランスというよりは、ニューワールド?
少なくとも新酒では無さそう。
セメダイン臭もしないし。
オーストラリアのリースリングも、ドイツも、もちろんシャルドネも全部怪しい??
またこれは分からなくなってきた。
品種よりも醸造・熟成工程の印象が強い。
トータルではオーストラリアっぽいなー、リースリングって感じでもないけど。

ファイナルアンサーで、リースリング
で、ブー

なんとソーヴィニヨン・ブランの新酒でした。

【総評】
ヴァン・ド・プリムール ヴィニュロン・ド・カルナス ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール ブラン 2009
Vin de primeur Vignerons de Carnas Vin de Pay du Gurd Blanc 2009

フランス:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

町田の蔵家さんで、980円で購入。

いつもの事ながら、ネタバレしてみると、ソーヴィニヨン・ブランっぽさが、プンプン。

最初のトロピカルフルーツのような印象は、ソーヴィニヨン・ブランかな、と思ったのですが、あまりに新酒っぽくないので、外してしまいました。

新酒っぽくはありませんが、すっきりしていて、美味しいワインです。
微妙な甘さが気になりますが、料理に合わせると大丈夫。

晩御飯のポテトサラダには良く合いましたね。

飲み進むとだんだん良くなります。

なんでしょうね、飲み終わりのすっきり感がいいんでしょうか。
ほんのり甘くて、フルーティで、すっきりした後味。
苦味も利いていて、グレープフルーツのような印象。

ソーヴィニヨン・ブランの良さを活かした、美味しい新酒です。

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