2009/09/25

プルポ アスール ブランコ NV(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ:ブーズロンAC:03)\1880
(2)ソーヴィニヨン・ブラン70%、セミヨン30%(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:08)\1180
(3)パロミノ80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%(スペイン:ガリシア州:ヴィノ・デ・メサ:NV)\980
(4)シャルドネ(国産:アルゼンチンの輸入ワイン使用:NV)\880

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

プルポ アスール ブランコ NV
【外観】
淡く、白っぽい、レモンイエロー。
キラキラした輝きがある。
若い印象。
コルクの欠片あり。(スクリューキャップが消える)
粘性はやや強い。

【香り】
スモーキー。
ミネラル。
梨くらいの果実感。
グラスを回すと発酵香が強くなる。
香りは弱めで、繊細。

【味わい】
フレッシュで果実感の強い口当たり。
ほんのり残糖を感じるセック。
酸味は強く、後味はジューシー。
ボディはか細い感じだが、芯はありそう。
アフターでアルコールの印象が少し出る。
余韻は短い、というかほぼ無し。
あとから果汁を足したような、果実感がある。

【判定】
コルクが浮いている点で、シャルドネが消える。
若々しさで、アリゴテが消える。
ボルドーかスペインだが、外観の印象はスペイン。
ただ、香りはやや複雑で、ボルドーがやや浮上。
でも香りは細く、やや低価格ワインの印象。
また、果実の印象もフランスというよりはスペイン。
やや野趣なブドウ品種のイメージ。
飲み口はほぼテーブルワイン。
ニューワールドチックなフルーツ感。
少なくともボルドーでは無い。

ファイナルアンサーで、パロミノ80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%
で、ピンポン

とっても軽いんですが、バランスよくまとまっています。

【総評】
プルポ アスール ブランコ NV
Pulpo Azul Blanco NV

スペイン:ガリシア州:ヴィノ・デ・メサ
アルコール度:11%
ブドウ品種:パロミノ80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%

町田の蔵家さんで、980円で購入。

すいすいすいすい、どんどん無くなるワインです。
ホントにジュースみたい。

でもベタベタした甘さは無く、フレッシュで、バランスがいいワインです。
軽いので、一口でぐいっと飲んでしまいますね。
ワイングラスよりもゴブレットが似合いそうです。

ちょっと水で割った?ってくらい軽いですが、なかなか良い水で割ってます。(割ってないって)

万人受けする美味しさですね。
強いワインが好きな人には薦められませんけど。

ちょっと後味に苦味もあって、グレープフルーツの印象です。
でもとてもクリアに洗練されてます。

このワイン、ラベルの絵がタコなんですが、名前もプルポ(たこ)アスール(青い)と魚介テイストいっぱいです。

味もいかにも魚介類に合いそうなんですが、今日、うちにある魚介類は、西京焼き・・・
残念ながら味噌漬けの魚には合いません。

週末なので、レトルトのカルボナーラも用意してみましたが、これには良く合います。

といっても、口をフレッシュにしてくれる、という程度の合い方ですね。

ちなみにお店にあったPOPによると・・・
料理:タコのマリネ等タコのお料理、白身魚料理、魚介・野菜のフリット、前菜全般。
ノート:ほのかに麦わらがかった淡い黄色。上品で軽快な柑橘系の果実のアロマと、奥にフェンネルを感じます。しっかりとした酸があり、余韻には爽やかなハーブのニュアンスが残ります。軽快で新鮮、フルーティな白ワインです。

さすがにプロのコメント。

フェンネルって、ウイキョウ(茴香)の事ですね。
グリーン系のハーブですが、特徴はと言われると良く分かりません。
中国でも使われるので、ちょっとオリエンタルな印象なのでしょうか?

もっとスパイスの勉強をしないとダメダメです。

それにしてもこのワイン美味しいですね。

ラベルは可愛いのですが、ちょっと安っぽくて、お土産にするにはちょっと迷うところです。
でも、数本あるうちの1本であれば、受ける事間違いなしですね。

飲んだときに、「ちょっとフェンネルの香りが・・・」といえばもうバッチリ!
でもその前に、フェンネルについて調べておきましょう。

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