2009/09/15

クーパーズ・クリーク ローン・カウリ ソーヴィニヨン・ブラン 2007(ブラインドテイスティング:外す)

(1)ソーヴィニヨン・ブラン(ニュージーランド:イースト・コースト:07)\1199
(2)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:07)\1180
(3)シャルドネ(国産:アルゼンチンの輸入ワイン使用:NV)\880
(4)ゲヴュルツトラミネール(チリ:南部:ビオ・ビオ・ヴァレー:08)\697(6本セット4180円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

クーパーズ・クリーク ローン・カウリ ソーヴィニヨン・ブラン 2007
【外観】
ややグリーンがかった、中庸なレモンイエロー。
色合いは中庸。
ほんのりグリーン。
輝きは大人しい。
粘性も中程度。
全部が中庸な感じ。

【香り】
熟した果実香。
カリン。
柑橘系。
火打石。
ミネラル。
発酵香。
シャブリの印象。

【味わい】
ほんのり残糖を感じる甘さを残した辛口。
フルーティ。
酸味はしっかりしている。
飲み口は優しく、ボリューム感がある。
ふっくらとした印象。
アルコール度は控えめで、バランスは良い。
余韻はほのかに続く。

【判定】
すべてが中庸な外観からはシャルドネ。
香りもシャルドネ。
シャブリのような印象。
味わいもボリューム感のあるリッチな印象でシャルドネ。
となると、アルゼンチン産を日本で瓶詰めしたものか、ヴァン・ド・ペイの2択。
トータルのバランスは良く、ヴァン・ド・ペイ?って感じだが、ややまとまりすぎていて、新世界っぽさもある。
ちょっと仮面を被ったような第一印象なので、やっぱり新世界ワインかな。
とても社交的だけど、底が浅い、みたいな。

ファイナルアンサーで、アルゼンチンのシャルドネ
で、ブー

な、なんと、ソーヴィニヨン・ブランでした・・・

【総評】
クーパーズ・クリーク ローン・カウリ ソーヴィニヨン・ブラン 2007
Coopers Creek LONE KAURI SAUVIGNON BLANC 2007

ニュージーランド:イースト・コースト
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、1199円で購入。

あれ~、ネタバレしたとたんに、ソーヴィニヨン・ブランの香り・・・
こりゃダメだ、って感じです。

今日は風向きの関係で、遠くの動物小屋の匂いが漂ってきていて、テイスティングには不利な環境だったことは間違い無いんですけど。(言い訳)

しかし、最初の印象はやや人工的で底の浅いワインかな、って思っていましたが、かなりいい感じです。
飲み物として完成度が高いですね。
そのままでもスイスイ飲めちゃいます。

フルーティさも強いですね。

ただ、このフルーティさが、やや食事との相性を邪魔しそう。

普通の食事に合わせると、ジュースっぽくなるので、デザートや、フルーツ、みたいなものに合うかもしれません。
ファストフード系なら合いそうな気もしますが、香辛料が強いとワインが負けてしまうかも。

香辛料といえば・・・トマトやフルーツの香りの強いカレーなら、結構合うかもしれませんね。

ちなみに、今日の晩御飯は全滅。

ナスの素揚げ、生にんじんの千切り、キノコと豚肉の炒め物、すべてアウト。

生にんじんの千切りは意外と合うかと思いましたが、全然絡みません・・・

それにしてもこのワイン、価格なりな感じはあるのですが、とても飲みやすく美味しいです。

いままでの、ニュージーランドのイメージとはちょっと違いますね。
よりグローバルマーケットを意識した、グローバルワインって感じですが、上品さは保っています。

平日なのに、すぐ1本開いてしまいました。

コストパフォーマンスも高く、リピートしたくなるワインですね。おすすめです。

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