2009/06/02

キュベ サンピエール ホワイト NV(ブラインドテイスティング:当てる)

・トロンテス(アルゼンチン:07) \1280
・ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:04)\950
・シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブラン(仏:ヴァン・ド・ターブル:NV)\630(6本セット3780円)
・品種不明(スペイン:ヴィノ・デ・メサ:NV)\580

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

キュベ サンピエール ホワイト NV
【外観】
黄色がかった、やや大人しい色調の、イエロー。
わずかにオレンジ色を感じる。
色はやや淡く、輝きは弱い。
ディスクは薄く、粘性も弱い。

【香り】
モモやパッションフルーツのような甘い印象の果実香。
香りは弱く、だんだんと無臭に近くなる。
ライムのようなハーブ香の印象もかすかにある。
香りが飛んでしまうと、炭酸のような酵母のような印象が残る。

【味わい】
酸味がしっかりとした、シャープなアタック。
セックで、残糖は少なめ。
後味は酸味が残りジューシーな印象。
ややアルコールのニュアンスが残る。
軽く、良いバランスでまとまっているが、ちょっとアルコールが浮いている感じ。

【判定】
淡く、やや力の無さそうな外観からは、トロンテスが消える。
ヴァン・ド・ターブルあるいは、ヴィノ・デ・メサ。
香りは最初に果実香がふわっと香りがすぐに大人しくなり、弱々しい香りになる。
やはり、フランスかスペインのテーブルワイン。
飲み口はシャープな酸味で、セック。
今回のスペインのヴィノ・デ・メサは「やや辛口」なので、ほんのり甘いと思わるので、違うだろう。
消去法でいくとヴァン・ド・ターブル。
消去法でいかなくても、いかにもヴァン・ド・ターブルって感じ。

ファイナルアンサーで、フランス ヴァン・ド・ターブル
で、ピンポン

ちょっと上品な、ヴァン・ド・ターブルです。

【総評】
キュベ サンピエール ホワイト NV
CUVEE SAINT PIERRE WHITE NV

フランス:ヴァン・ド・ターブル
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブラン

良酒百貨BEANSの通販で、6本セット3780円、1本あたり630円で購入。

良酒百貨BEANSのお手軽ワイン6本SET(白3本 赤3本)3,780円の最後の1本です。

香りの強さとか、ボディの強さとか、まさにヴァン・ド・ターブルという感じなのですが、ブドウ品種がいわゆる高貴品種のおかげか、全体に上品さを感じます。

辛口コメントのカミさんも「おいしいじゃん」って飲んでました。

今日の晩御飯は、イカのガーリックバターソテー。

これは合ってましたね、なかなかいい感じ。
家庭の魚介料理によく合いそうです。

軽いワインは家庭料理に合わせやすいところが良いですね。

ちなみにゴマドレッシングのサラダに合わせると、完全にワインが消えてしまいました。
ドレッシングの酸味に負けましたね、これは。

でも料理の邪魔はしていないので、問題なし。

ちょっとおかずが寂しかったので、マグヌードルタイプのチキンラーメンも追加。

ワインに合わせてみると最初は絡まない感じだったのですが、だんだんワインの苦味が強くなってきました。
そのまま飲むと気にならないのですが、何の苦味?

あ、何となく分かった。
チキンラーメン自体に苦味があるんですね。
化学調味料のような苦味。
ワインにも、ちょうどバッティングする苦味があって、ケンカしてるみたい。
面白いですね、チキンラーメンの苦味に注目したのは生まれて初めてです。

それにしてもこのワインは安定感がありますね。

ちょっと強い料理に合わせると、水っぽくなるくらいの強さですが、バランスは良くクリアな印象。

平日に気軽に開けるには、ちょうどいいワインじゃないでしょうか。

ボンゴレビアンコとか、ペペロンチーノとか合いそうですが、和食の家庭料理に意外に合いそうな気がします。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事