2009/04/26

ガンディア・マルケス・デ・トゥーリア(赤)2007

・ボバル、シラー(スペイン:バレンシア州:DOバレンシア:07)\720
・シラー70%、メルロー30%(仏:ヴァン・ド・ターブル:NV)\630(6本セット3780円)
・ガルナッチャ50%、テンプラニーリョ30%、カリニェナ20%(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:07)\630(6本セット3780円)
・テンプラニーリョ100%(スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ:08)\630(6本セット3780円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ガンディア・マルケス・デ・トゥーリア(赤)2007
【外観】
濃い外観。
落ち着いた色調。
深い透明感があるが、底はぎりぎり見えないくらい。
粘性はやや高く、脚がゆっくりと降りてくる。

【香り】
濃縮感のある果実。
スパイス。
グラスを回すと、土っぽい香りと動物香。
やや焦げ臭もある。

【味わい】
ヒンヤリとしたクールな飲み口。
ライトからミディアムボディ。
フレッシュでフルーティ。
タンニンは程よくある。
酸味は強く、フレッシュさを出している。

【判定】
この4本から選ぶのは相当難しい、というかヤマカンみたいなもの。
価格帯も品種もかなりかぶっている。

外観からはどれも候補。
香りの印象はシラー。
となると、フランスのヴァン・ド・ターブルかスペインのボバル、シラー。
飲み口はバランスよくまとまっているが、とても軽い。
ヒンヤリした印象があって、なんとなくセンスが良い。
スペインというよりは、フランスっぽいかな。
しかもワインのクラスはテーブルワインくらい?

ファイナルアンサーで、フランスのヴァン・ド・ターブル
で、ブー

シラーまでは合ってましたが、スペインでした。

【総評】
ガンディア・マルケス・デ・トゥーリア(赤)2007
Marques del Turia Tinto 2007

スペイン:ヴァレンシア州
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ボバル、シラー

リカーランドトップで、720円で購入。

この銘柄は何度か買ったことあるけど、安定感があって美味しいですね。
すいすい飲める感じ。

ガンディア・マルケス・デ・トゥーリア(赤)2006

2006もブラインド外していますが、なんと前回はピノ・ノアールと間違えています。
2007は少なくともピノ・ノアールと間違える程、明るくないですね。

しかも、2006は真面目で硬質、って記録していますが、2007は、フレッシュでフルーティ。
とても愛想が良い感じがします。
醸造方針が、大分変わったのかな?

やや軽すぎて、水っぽさを感じてしまう部分もありますが、個人的には許せるレベルです。
でも、うちのカミさんは、ダメそうな感じ。

素直に美味しい感じで軽いので、飲み会に持っていくにはいいと思います。
デイリーワインの買い置きでも良さそうですが、最近700円を越えると、デイリーには高い感じなんですよね。

今日の晩御飯は回鍋肉風の肉野菜炒め。

シラーだと合いそうな料理ですが、このワインだとやや負けてしまいます。
口をすっきりさせてくれる、という程度で合う感じ。

ちなみに、残り物のパスタをマヨネーズであえたサラダに合わせてみたら、以外と問題なし。
かなり軽い赤なので、いろいろな料理に合わせられそうです。

家庭の料理に良く合いそうですね。

フルーティさが強めなので、中華・洋食系なら大丈夫だと思います。
パスタやピザは全般にいけそうだし、揚げ物も大丈夫そう。
赤ワインに合わない(と勝手に思っている)豚肉の料理も合いそうな気がします。
ソースをかけたトンカツにも合うのでは。

冷蔵庫にあった干からびたビーフジャーキーに合わせてみたら、完全に負けて水のようになってしまいました。
でも不思議と取り合わせとしては悪く無いですね。
口の中がさっぱりするというか。

飲み進むと、どんどん軽くなってきます。
ちょっとジュースっぽい感じも出てきますが、問題ないレベルですね。

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