2009/03/07

ガマージュ アントル・ドゥー・メール 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

・ヴェルディッキオ(伊:マルケ州:ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ:06)\1690
・甲州(日本:甲州市:勝沼:07)\1450
・リースリング(独:モーゼル地区:07)\1320
・ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(仏:ボルドー地方:アントル・ドゥー・メールAC:07)\1040

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ガマージュ アントル・ドゥー・メール 2007
【外観】
中庸な黄色。
輝きあり。
ディスクは厚め。
ややオレンジっぽさあり。

【香り】
なし、かりんくらいの果実香。
やや過熟した酸のような印象がある。
グラスを回すとやや腐敗果のような香りがある。
あまりコンディションが良くない印象。

【味わい】
とげとげしい酸味。
荒っぽい口当たり。
ボディは薄め。
後味に酸味が残るが、やや嫌な酸味。

【判定】
中庸な黄色ながらやや濃いので、甲州は消える。
香りはコンディションの悪いボルドーブランって感じ。
品種の特徴はつかめない。
飲み口はとげとげしくギスギスした酸味。
ボルドーブランの力の抜けたやつって感じですね。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン
で、ピンポン

このワイン、ダメみたい??

【総評】
ガマージュ アントル・ドゥー・メール 2007
GAMAGE ENTRE-DEUX-MERS 2007

フランス:ボルドー地方:アントル・ドゥー・メールAC
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン

リカーランドトップで、1040円で購入。

このワイン、香りはやや難点がありますが、決して悪くありません。

なんかですねー、ちょっとノスタルジーを感じるというか、昔のワインって酸っぱいのを我慢しながら飲んだよなー、みたいな、ある意味ポリシーを感じるワインです。

一口目から人当たりのいい、最近のワインに慣れてしまうと、こういった癖のあるワインは嫌われるんでしょうね。

第一印象は最悪だけど、本当はいいやつだった、みたいな感じ。
このワイン結構好きです。

ただ、この香りだけちょっと気になるんですよね。
口に入れてしまえば美味しいので、息を止めて飲んでしまいます。

でもねー、この感じもちょっとノスタルジーなんですよね、なんか懐かしい。
単に痛んだワインを飲みすぎてただけかな?

まあ、このボトルだけちょっと傷んでいたのかもしれないので、きっと本当はいいワインなんだと思います。

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