・シャルドネ(独:ファルツ地方:Q.b.A:06)\1560
・甲州(日本:甲州市:勝沼:07)\1450
・ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(仏:ボルドー地方:アントル・ドゥー・メールAC:07)\1040
・シャルドネ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:07)\806
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
やや濃い黄色。
輝きがある。
小さな気泡が少し見られる。
粘性はやや強い。
【香り】
厚みのある果実香。
かりんくらい。
ヴァニラやクリームの香り。
ミントの印象。
グラスを回すとチーズのような発酵香。
【味わい】
厚みのあるフレッシュな口当たり。
たっぷりとしたボディ。
爽やかな酸味。
後味には酸味が残りジューシーな印象。
【判定】
濃いめの外観から甲州は消える。
香りは厚みのある果実香でシャルドネっぽい。
ほんのり甘い印象のクリーミーなシャルドネ。
樽をうまくつかったニューワールドのシャルドネのよう。
それでいて爽やかさやフルーティさがありとてもバランス良くまとまっている。
少し残糖が多いか?
シャルドネは2つあり、一つはモメサン、もう一つはドイツ。
ドイツのシャルドネは飲んだ事がないが、予想としては残糖が多いのではと思っている。
醸造技術は世界一の国なので、ソツなくまとめている事が予想される。
そういう点では甘さと酸味のバランスがドイツワインっぽいかな。
ファイナルアンサーで、ドイツのシャルドネ
で、ピンポン
だんだん、甘さが気になってきました。
【総評】
ヴァルシャイマー シルバーベルク シャルドネ トロッケン 2006
Walsheimer Silberberg Chardonnay Trocken 2006
ドイツ:ファルツ地方
アルコール度:13・5%
ブドウ品種:シャルドネ
リカーランドトップで、1560円で購入。
ネタばれするとますますドイツワイン。
ニューワールドな印象なんて言ってましたが、これはまさにドイツワインですね。
ほんのりと甘さがあるので、好き嫌いがありそうです。
何となくですが、やはりドイツワインにシャルドネは合わないかも、って思ってしまいました。
もっとシャープな味わいの品種の方がまとまるような気がします。
やや重い印象になるのでしょうか、シャルドネだと。
でも飲み進んでもそれほどこの甘さは気になりません。
思い起こせば、20年位前にドイツワインがブームになったときは目が覚めるような美味しさを感じたものです。
味わいにも流行があって、今はドライなワインが主流なので、ドイツワインは受難の時代ですね。
もちろん、ドイツワインも辛口への移行が進んでいて、今回も「トロッケン」で辛口のカテゴリなんですが、すっきりとした辛さではなく、ほのかに甘みを感じます。
これがドイツワインの個性なのかもしれませんが、ちょっと時代から離れてる印象を受けてしまいますね。
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