2008/12/28

ラス カレータス NV(ブラインドテイスティング:外す)

・セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドーAC:07)\1580
・甲州(日本:山梨県:05)\1320
・ユニ・ブラン、コロンバール(仏:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ジェール:NV)\858
・マカベオ(スペイン:レバンテ地方:イエクラ:NV)\580

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ラス カレータス NV
【外観】
やや濃い黄色。
輝きある。
少しオレンジがかっている。
ディスクは厚めで粘性は強い。

【香り】
蜜のような甘い印象。
青リンゴのような酸味を感じる果実香。
グラスを回すと、少し熟した感じのモモやカリンのようなイメージになる。

【味わい】
酸味が強く、シャープな口当たり。
セックでボディはスレンダーな印象。
後味はすっきりしているが、少し苦味が残る。

【判定】
しっかりと色味の強い黄色。
輝きもあり、低価格のワインでは無さそう。
香りはリンゴのイメージと樽のニュアンスがあり、ボルドーっぽい。
味わいはシャープで、切れのいい飲み口ながらしっかりとしたボディがある。
なんだかいかにもボルドーなんだけど、やや色合いと香りに熟成感があるのが気になる。
ただ樽の影響とも考えられる。

ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ブーー

な・・なんとマカベオ、スペインでした。。

【総評】
ラス カレータス NV
Las Carretas NV

スペイン:レバンテ地方:イエクラ:ヴィノ・デ・メサ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:マカベオ?

リカーランドトップで、580円で購入。

やはり、07でこの熟成感は無いよなー、と反省しつつ、でもこの価格差を間違えるってのはちょっと反省ですね。

マカベオはスペインのスパークリングワイン、カヴァに使われる品種ですね。
もちろんスティルワインもあり、以前飲んだワインではヘーゼルナッツの香りが特徴的でした。
ラスゴン・デ・マリア ブランコ 2003

ナッツ系の香りという点では、あるある、って感じです。
バターまでいかないけど、植物系の油脂くらいの香りがします。

リンゴ系の香りは熟成に由来する香りじゃないかと思うので、品種の特定にはならないのかな。

このワイン、580円って価格の印象ではないですね。
価格当てに定評のある(?)カミさんも、980円くらい?って言ってました。

お買い得感はありますが、やや過熟した印象があるので、そこは好き嫌いがありそうですね。

飲み進むと、だんだんスペインの白らしい個性的な香りが出てきます。
ラフな表現ですが、ちょっとシェリーっぽいんですよね。

かなり酸っぱいのですが、柑橘系のフルーツの酸の感じで、なんだか酸っぱいミカンのようなイメージです。なかなか人に薦めにくいワインですが、個人的には好きなタイプですね。

580円だとかなりお買い得感があります。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事