2008/08/20

インフィニタス カベルネ・ソーヴィニヨン 2006(ブラインドテイスティング:当てる)

・ピノ・ノアール(仏:ブルゴーニュ)\2680
・メルロー33%、カベルネ・ソーヴィニヨン31%、ピノタージュ15%、マルベック9%、
ピノ・ノワール7%、カベルネ・フラン7%(南アフリカ:ステレンボッシュ地区:シモンスベルク)\1680
・カベルネ・ソーヴィニヨン(スペイン)\1140
・メルロー(アメリカ:カリフォルニア州:ローダイ)\1100

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

インフィニタス カベルネ・ソーヴィニヨン 2006
【外観】
濃い色調。
赤味の強い紫で、フチは特に赤味が強い。
深い透明感はあるが、底は見えない。
粘性はやや強めで、脚があとから数多く降りてくる。
雫に少し色素が残る印象。

【香り】
焦げ臭。
たばこの葉。
生っぽい動物香。
ややスパイス。
茎っぽいグリーン香も少し。
濃縮した果実香。
プルーンのジャムのような印象。
グラスを回すと官能的な動物香が強くなる。
そのあとに枝をむしったような生っぽいグリーン香。
香りは複雑で強い。

【味わい】
ドライながらアルコール度が強く厚みを感じるアタック。
渋みもしっかりとあり、酸も割と強い。
全体に厚く、フルボディ。
ただ、深みがなく、たくましい青年のような若々しさ。
余韻は5~7秒くらいは続くが、やや塩味のような味わいが残る。

【判定】
濃い外観からはピノ・ノアールが外れる。
香りのイメージはシラー。
でもそんなものは無い。
シラーとよく間違えるのはメルローだが、このワインはとても力強く、濃いイメージなので、メルローって感じでもない。
飲み口はドライで、厚みがある。
フルーティな印象がほとんど無いので、メルローでは無いかな。
全体的な印象はオーストラリアのカベルネ・ソーヴィニヨンがドライになった感じ。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

スペインのワインですが、新世界っぽさを感じます。

【総評】
インフィニタス カベルネ・ソーヴィニヨン 2006
Infinitus Cabernet Sauvignon 2006

スペイン:ラ・マンチャ地区
アルコール度:14%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、1140円で購入。

厚みがあり、こってりとしたフルボディのワイン。
ドライで甘さやフルーティさが無いので、しっかりとした肉料理に合わせないとやや辛い感じです。
家庭料理の中では、焼肉くらいが合いそうですね。

今日のおかずは豚肉の炒め物。
合わせてみたら、豚肉の甘さが気になります。
牛とかラムじゃないと合わないかも。

ちくわの天ぷらなんて、論外。

かぼちゃの天ぷらに至っては、なめとんのか!って感じ。

肉系のつまみがまるで無かったので、ベルキューブ・ビストロのハム味のチーズに合わせてみました。

ちょっと落ち着いた感じにはなるものの、まだまだ暴れたがっているエネルギーは抑えられません。

相当やんちゃなイメージのワインですね、これは。

ひょっとするとかなりのパフォーマンスを持っているワインなのかもしれませんが、家庭で飲むには手なずけるのがちょっと大変かな。

改めて、カベルネ・ソーヴィニヨンの力強さを感じました。

■カミさんの感想
力強いんだけどザラザラする。
880円くらい?

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