2008/08/29

デリカート・シャルドネ 2005(ブラインドテイスティング:外す)

・ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ(伊:トスカーナ州)\1450
・ヴィオニエ 、マルサンヌ、ルーサンヌ等(仏:ラングドック地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック)\1680
・シャルドネ(アメリカ:カリフォルニア州:ローダイ)\1080

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

デリカート・シャルドネ 2005
【外観】
中庸からやや濃い黄色。
ほんのりグリーンっぽさも感じるが、基本的にはニュートラルな黄色。
粘性は中くらいで、複雑な形の脚が現れる。

【香り】
蜜のような印象。
熟したフルーツ香。
少し痛みかけたくらいの熟し方をしたフルーツの印象。
ちょっと硫黄が強く残っているような感じ。

【味わい】
ほんのりと甘さを感じる、まろやかな味わい。
ボディは厚く、ボリューム感を感じる。
酸味も強く、ボディの厚みに負けていない。
アルコール度も強そう。
余韻も長く残る。

【判定】
割と濃い外観からは、シャルドネかヴィオニエが想像される。
香りは癖のあるちょっと過熟したようなフルーツ香。
この特徴的なフルーツ香はヴィオニエっぽい。
味わいはボリューム感があってまろやか。
でも酸味のアタックが強烈。
味わいはヴィオニエっぽくないような気がするが、とにかく香りが特徴的なので、ここは迷わないで選ぶか。

ファイナルアンサーで、ヴィオニエ
で、ブー

なんとシャルドネでした。

【総評】
デリカート・シャルドネ 2005
DELICATO CHARDONNAY 2005

アメリカ:カリフォルニア州:ローダイ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

グルメシティで、ワゴンセール半額、540円で購入。
(元値は1080円)

癖のある香りのシャルドネ。
それ以外はこってり系のシャルドネの典型のようなまとまり。
少し時間が経つと酸味がだれてきて、締りのない味わいになってきました。
ワインの力自体はとても強いのですが、ちょっとだらしない感じ。

だんだんとシャルドネっぽいスモーキーな香りや、飲んだときのエグミ、塩味のようなものが出てきました。

ちょっと大味でパワフルな印象は、我が家的にはいまいちですね。

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