2008/07/22

シャトー・メルシャン 勝沼甲州2007年(ブラインドテイスティング:当てる)

・甲州(日本:山梨県勝沼)\1580
・ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(仏:ボルドー)\1040
・シャルドネ(仏:ボージョレ)\1000

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャトー・メルシャン 勝沼甲州2007年 ボトル ラベル
【外観】
淡い色調。
グレーがかっていて、ほんのりグリーンの印象。
輝きがあり、若々しい。
粘性は弱くさらっとしている。

【香り】
白い砂のようなミネラル感。
フルーティさは弱いが、柑橘系でもやや甘めの香りがある。
ちょっとオレンジっぽいのかな?
全体的に香りは弱く、大人しい。

【味わい】
強い酸味で、シャープなアタック。
すっきりと消える後味。
残糖は、2~4g/Lくらい?(適当)
酸量は、4g/Lくらいかな?(適当)
アルコール度は、12%くらい?

【判定】
グレーっぽい外観からは甲州が候補。
香りもやや抑え目のミネラル感で、甲州が怪しい。
シュール・リーのやや酵母を思わせる印象も感じる。
飲み口はすっきりと辛口。
ボディは中肉中背って感じ。

ファイナルアンサーで、甲州。
で、ピンポン

この3択だとサービス問題でしたね。

【総評】
シャトー・メルシャン 勝沼甲州2007年
Chateau Mercian Katsunuma Koshu 2007

日本:山梨県:勝沼町
アルコール度:13.4%
ブドウ品種:甲州

リカーランドトップで、1580円で購入。

とてもおいしい!
個性もしっかりと出ている甲州です。
さすがメルシャン。

さらに、さすがメルシャン!
ワインの詳細な情報もしっかりとサイトに出ています。
http://www.chateaumercian.com/cm/wine/jfine/03/index.html

【産地】 山梨県甲州市勝沼町
【使用品種】 甲州
【栽培方法】 棚式
【収穫】 9月下旬~10月初旬
【醗酵】 ステンレスタンク 18-20℃ 約14日間
【育成】 ステンレスタンク 6ヶ月
【アルコール度数】 13.4%
【総酸度】 6.3g/L(酒石酸換算)
【残糖度】 1.5g/L
【生産量】 約21,600本(750ml)、約3,600本(360ml)
【容量】 750ml/360ml

ステンレスタンクでの発酵と熟成、シャープな酸味はまさにそんな感じですね。
それにしても総酸度は6.3g/Lなんですが、酒石酸換算なので、亜硫酸換算ではどのくらいになるんでしょうね??

残糖度は全然違いました。。。

なるほど、これで1.5g/Lなんですね、ふむふむ。
確かに舌では甘さをほとんど感じません。
どちらかというとアルコール度が高いので、それで甘みを感じていたんですね。
残糖の甘さとアルコールの甘さを感じ分けないとダメです。

このワイン、バランス的にはアルコール度が高いのでしょうか。

でもねー、とても美味しい、このワイン。
和洋折衷の家庭料理には合わせやすいんじゃないかと思います。

スパニッシュオムレツには良く合います。
焼いたタラコもそこそこ問題なし。
ゴマのドレッシングはとてもよく合いますね。

香りが強く無い分、合わせやすいみたいです。

ちょっとアルコール度が高いのですが、それがワインの厚みというかボリューム感をだしているみたいです。
アルコール度が低いと、急にへにゃへにゃになってしまうのでしょうか?

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