・ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(仏:ボルドー)\1040
・シャルドネ(仏:ボージョレ)\1000
・アイレン(スペイン:テーブルワイン)\580
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
やや淡い黄色。
澄んだ色味。
ほんのりグリーン。
粘性はややあるが、さらっとしている。
【香り】
モモのような香り。
ちょっぴりシロップ。
フルーティさがメインで、白い花の香りも混ざっている。
独特なエーテルのような揮発性の印象がある。
ちょっと香料が混ざっているような感じ。
【味わい】
まろやかで、おとなしく、柔らかい口当たり。
やや独特の収斂性というか、後味に残る印象がある。
セックで、やや塩味を感じる。
柔らかいがフルーティさはなく、クラシックなワインのイメージがある。
【判定】
外観ではどれも候補になる。
香りは、やや独特な揮発性の印象がちょっとシェリーっぽく、さらに印象的な白い花の香りがあり、おおくくりではスペインっぽい。
飲み口も、やや後味がキツイというか、スムーズさがないところが、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランでは無さそうな印象。
香りはそれほど強くなく、あまり力のない品種を想像させる。
ただ、今回ボルドーが破格値なので、ちょっと警戒。
なんどが香りを嗅ぐが、印象的なのは白い花の香り。
しかもそれだけ際立って分離しているような印象がある。
恐らく揮発性の印象が花の香りを立たせているのだと思うが、やはりフランスでは無さそう。
飲み口はセックとはいえ、口で空気を混ぜると全体に甘さの印象が強く出てくる。
チャーミングなまとまりというのか、全体に寸詰まりなバランス。
スペインまでは決めたが、アイレンかヴィウラを判定しないとならない。
どちらも特徴をつかんでいないので、価格帯が1000円を超えているかどうかで判断する。
香りのバランスはエレガントにまとまっていて、割と高そうな印象。
飲み口はややバランスが悪い部分はあるが、ボディはしっかりしている。
低価格のアイレンはコストパフォーマンスの高い、町田蔵家さんで買ったものなのでちょっと注意が必要だが、ここは高い方を選んでおくか。
ファイナルアンサーで、ヴィウラ
で、ピンポン
おお、当たったすごい、すごい!
【総評】
シグロ(白)2006
Siglo BLANCO 2006
スペイン:リオハDOC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ヴィウラ?(確認とれてません)
リカーランドトップで、1340円で購入。
明確な個性をもった、おいしいワインです。
冷やした方がおいしいかと思ったけど、ぬるくても意外といける、というか、まろやかになりますね。
食事と合わせると、とたんに優しくてほんのりとした甘さが出てきます。
第一印象は、独特な香りと、セックでやや辛めの飲み口がとっつきにくい印象を与えてしまいますが、料理と一緒だと口をさっぱりさせて、さらに華やかさも出てきます。
ワインも料理も美味しくなりそうですね。
飲み進むにつれ、いろいろと表情を変えて飽きずに楽しめます。
最後の一口はとても名残惜しく、チャーミングでラブリーな味わいで去っていきました。
やっぱりこのワイン、温度が高くても爽やかさを保って、さらに味わいがまろやかになるようです。
う~ん、いいワインだった、って感じのフィニッシュ。
また買いたくなりますね。
■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/bigbossshibazaki/844065/743772/755742/#797641
※サイトより引用
ソフトで柔らかいアロマと、すっきりした辛口の口当たり
エキゾチックな風味で魚介類と素晴らしい相性良いワインです。
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