2007/12/29

シノン ピエール・シェノー 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー30%(シャトー・オーヴィニョー2003)\2180
・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ)\1580
・カベルネ・フラン(シノン)\1380

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シノン ピエール・シェノー 2005 ボトル ラベル
【外観】
濃い色調、深い透明感。
底がぎりぎり見えるくらい。
紫色の色味が強く、ややマゼンタの感じ。
粘性は強く、ねっとりとした印象。
脚がゆっくりと下りてくる。

【香り】
動物的な印象。
ミネラルなどの鉱物的な印象とやや鉄っぽいイメージ。
なめし革のようなイメージと生っぽい肉のようなイメージがある。
華やかさが無く、重く暗いイメージの香り。
哲学的っていうのか。

【味わい】
酸味がやや強いすっきりとしていてやや収斂性を感じるような飲み口。
すっぱい、って感じなのかな。
ボディのふくらみはなく平板な印象。
余韻も短い。
広がりや深みのようなものは無く、プリミティブでややそっけない飲み口。

【判定】
外観では3つとも可能性あり。
香りは、ややケミカルさを感じる動物香で、重く暗い印象。
個人的な印象ではまさにカベルネ・フランの香り。
味わいも厚みが無く、やや低価格な印象。
シノン以外ではピノ・ノアールが候補だけど、やや印象が違う。

ファイナルアンサーで、カベルネ・フラン
で、ピンポン

シノンでもやや素朴な印象なタイプ。

【総評】
シノン ピエール・シェノー 2005
CHINON Pierre Chanau 2005

フランス:ロワール地方:シノンAC
アルコール度:13%

ジャスコで、1380円で購入。

どちらかというと古風なシノンなのでしょうか。
やや飲みにくくてすっぱい感じ。
香りは哲学的で深遠な印象なのですが、飲み口は軽くて、少し新酒のようなイメージもあります。
マニアックな感じであまりおすすめ出来ませんが、個人的にはそんなに嫌いじゃないですね。
ただ、1380円ってのはちょっと高いかな。

PS.おいしいチーズと合わせると厚みとかコクが出ておいしくいただけました。

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