2007/12/01

ボデガ・エルマノス・デル・ビリャール オロ・デ・カスティーリャ ベルデホ白 2005(ブラインドテイスティング:外す)

・ソーヴィニヨン・ブラン(プイィ・フィッセ)\1880
・シャルドネ(シャブリ・ラ・キュヴェ・デパキ)\1680
・ベルデホ(スペイン:ルエダ)\1380
・ピクプール(ピクプール・ドゥ・ピネ2003)\980
・ヴィオニエ(VDP 'Oc:テレ・ド・セレ)\980

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ボデガ・エルマノス・デル・ビリャール オロ・デ・カスティーリャ ベルデホ白 2005 ボトル ラベル
【外観】
やや濃い黄色で、ほんのりグリーンを感じる。
粘性は強く、ディスクも厚い。
艶のある、てらてらした輝き。

【香り】
熟したフルーツ香が主体。
洋梨、桃、かりん、くらいかな。
そのあとに煙っぽいグリーン香が立ってくる。
いわゆるソーヴィニヨン・ブランの香り。
ちょっとペトロール香のような鉱物質な香りもある。

【味わい】
シャープで酸味のしっかりした味わい。
ボディの膨らみはあまりなく、すっきりとしていて、余韻は短め。
飲んだときに、ちょっとピリピリするような印象がある。
とてもすっきりと爽やかで、上質な印象。

【判定】
外観ではかなりしっかりしたワインの印象。
少し高いランクのワインか。
香りの印象はソーヴィニヨン・ブラン。
飲んだときのスッキリ感もソーヴィニヨン・ブラン。
クラスもプイィ・フィッセくらいのレベルを感じさせる。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー

なんとベルデホ、でした。

【総評】
ボデガ・エルマノス・デル・ビリャール オロ・デ・カスティーリャ ベルデホ白 2005
Bodega Hermanos del Villar Oro de Castilla Verdejo 2005

スペイン:スティーリャ・レオン州:ルエダD.O.
アルコール度:12.5%

町田の蔵家さんで、1380円で購入。

スペインのワインって、ソーヴィニヨン・ブランのような香りがする事が多いですよね。
スモーキーなグリーン香で、ちょっと鉱物質な香り。
スペインと分かると、確かにスペインらしい特徴もあります。
シェリーっぽいというか、コクのある感じというか。

このワイン、すっきりと上品にまとまっていて、とてもしっかりとしている印象のワインです。
スペインらしさも残しながらも、とてもモダンな印象ですね。
飲み口の清涼感というか、雑味の無いクリーンな感じというか、とても丁寧に作られている感じがします。
素直においしく、飲んだだけでちょっと幸せになるような良さがありますね。
やや青草のようなアロマティックな印象があるので、料理に合わせるとしたら、香草をつかったチキンソテーとか、ハーブ系の料理が良さそうですね。
魚よりはチキンくらいの方が合いそうな気がしますが、魚だったらフライやフリッターでハーブの利いたソースが添えられるとバッチリでしょう。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/kbwine/450503/450506/791166/#827466

※サイトより引用
「クリスピーで清らかで、熟したフルーツがぎっしり詰まったようなこの白ワインは樽を用いずフレッシュに仕上がっている。白桃、蜂蜜、柑橘の香りが鼻腔を抜け、エレガントで今なお強いフレーバーを持つワイン!!」
「ハーブと柑橘の華やかな香り。グラッシーな風味に溢れたフレッシュな味わい。ロワールの質の高いソーヴィニョン・ブランを彷彿とさせる味わい深さ!!」
「完熟果実、ハーブ、アプリコットなどのやや強めの心地良いアロマ。砂糖がけ柑橘類の甘苦いニュアンスの果実味が非常に美味しい!!」
このベルデホ種は良くソーヴィニョン・ブランと風味が似ているといわれる品種です。グラッシーで爽やかな風味が共通しており、このワインもロワールの質の高いソーヴィニョン・ブランを彷彿とさせる味わい。

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