2007/12/30

シャトー フェラン セギュール 2003

シャトー フェラン セギュール 2003
Chateau Phelan Segur 2003

シャトー フェラン セギュール 2003 ボトル ラベル
フランス:ボルドー地域:メドック地区:サンテステフ村
アルコール度:13.5%

町田の蔵家さんで、5380円で購入。

【外観】
濃い色調、深い透明感。
黒っぽく落ち着いた紫色。
雫にはタンニンが残って溶けきれていない印象。
粘性は強く、脚が複雑にゆっくり下りてくる。

【香り】
強いスミレの香り。
ボルドーっぽさを主張している。
フルーツはブラック・チェリーからカシス。
焦げ臭もあり、少しカラメルっぽさもある。
香りはとても強く、

【味わい】
なめらかで力強い口当たり。
酸味がしっかりしていて、タンニンも良いバランスで感じる。
余韻はそれほど長くないが、後味はとてもキレイで、ふんわりと夢見心地で香りが残る。
やや辛さと塩味が残る部分でちょっと現実に引き戻される感じ。

【総評】
第一印象はとても良いワイン。
でも飲み進むとやや気になる点が出てきますね。
これって、個人的な感想なのかもしれませんが、雫にタンニンが残ってグラスがだんだん汚れてくるのって、ちょっと安いワインの印象があります。
プピーユの時もそうだったんですが、一般的にはとても評価の高いワインでも、いまいち感銘を受けないというか。
最初の印象はとてもいいんですが、深みがいまいちというか、表層的というか。
なんでしょうねー、難しいですね。
このワインに限っていうと、聡明な感じというか、フィネスというか、繊細さが足りないのかな。
ただ、時間をかけて飲めと蔵家のご主人に言われているので、もう少し時間を置いて様子をみたいと思います。

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開けてから8時間、だんだん良くなってきました。
深みと、フィネスが出てきたように感じます。
開けてから3日飲める、って言われているので、あとは明日飲んでみます。

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開けて24時間。
まだまだ飲める、というか良くなってる?
なめらかで、軽やかで爽やかな、すっきりとした飲み口になってます。
おいしいー。
すーっと入っていく感じ。
ゴルゴンゾーラと合わせると、最高でした。
一晩置いて絶対力が抜けていると思ったんですが、予想外。
しかもデキャンタで置いてあったのに。
これから赤ワインの飲み方が変わってくるかもです。

■楽天ショップへのリンク
http://item.rakuten.co.jp/wineschool/10000251/

※サイトより引用
1999年に出版されたトマス・ハリスの小説『ハンニバル』を原作にしたアメリカ映画で、『羊たちの沈黙』の続編にあたる。
リドリー・スコット監督で映画化され話題に!
アンソニー・ホプキンス演ずるハンニバル・レクター博士は、希代の美食家!
原作に出てくるワインはペトリュウス、イケム、バタールモンラッシェなど!
その映画の中で登場したのは飛行機の国際線でした。
不味い機内食は喉を通らない美食家のレクター博士!
さて、機内に持ち込んだ食事は、PARIS FAUCHON フォションで、特別に作らせたランチボックス!
それにあわせたワインが、このシャトーフェランセギュールでした。

http://www.rakuten.co.jp/bigbossshibazaki/743768/753800/#815818

※サイトより引用
グラン・クリュに匹敵する品質を持つシャトー。健全な果実味、厚みも程よく、心地よい涼しげな貴品が漂うワインです。

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