・カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:ヴィーノ・デ・アイゼキア)\1080
・グルナッシュ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン(VDT:オ・フィル・デュ・タン ヴェルジェ・デュ・スッド)\1000
・グルナッシュ60% メルロー40%(ル・シャン・デ・オリヴィエール:蔵家さんオリジナル)\780
・マルベック(サンタ・アナ・マルベック)\698
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング
【外観】
底がぎりぎり見える程度の深い透明感。
紫色がやや強い濃い色調。
粘性は強く、脚が多く現れる。
【香り】
すみれ、茎の部分のようなグリーンを含んだスパイス香。
カベルネ・ソーヴィニヨンが主体のボルドー的な香り。
フルーツはカシスくらいで、やや濃縮感のあるジャムのような印象もある。
ややケミカルな印象もある。
少し時間が経つと、ピノ・ノアールのようななめし革の香りが出てくる。
生っぽい動物香ではなく、薬品によって処理された革のような印象。
【味わい】
甘さの無い、セックな味わい。
酸味も程よく利いている。
タンニンは少なく、収斂性も少なく、やや滑らかで口当たりが良い。
余韻は短く、わりとすぐ消える。
少し塩味を感じる味わい。
【判定】
色合いではすべてが候補に入る。
香りはまさにカベルネ・ソーヴィニヨンで、しかもボルドーっぽい。
そうなると、チリとボルドーの二つに絞られるが、実はボルドーの方はセパージュが分からない。
確実にカベルネ・ソーヴィニヨンなのはチリの方。
しかも口当たりがやや滑らかで、収斂性が少ない点もやや新世界っぽい印象。
いわゆるチリカベのような果実香がしっかりとあって、濃厚な感じでは無いが、今回蔵家さんのお勧めなので、きっとボルドーっぽいんじゃないかと想定する。
ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン、チリ
で、ブー
ボルドーでした。
【総評】
CHATEAU MAUGARNIT BORDEAUX ROUGE 2006
シャトー・モーガルニ ルージュ 2006
フランス:ボルドー地方:ACボルドー
アルコール度:12.5%
グルメシティで、1108円で購入。
セパージュを予想すると、カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー30%、カベルネ・フラン20%、って感じかな。
キッコーマンに問い合わせ中なので、後日答えが分かる予定です。
(キッコーマンさんよろしくお願いします)
飲み進むと、ややピノ・ノアールのような印象が出てきますね。
ボルドーでピノ・ノアール的というとサンテミリオンのメルロー、カベルネ・フランって感じだけど、そうなるとカベルネ・ソーヴィニヨンじゃないじゃん!って事になってしまいます。
でもね、不思議とピノ・ノアールっぽい。
なんでしょうか?
香りは複雑で変化に富んでますが、飲み口はとてもすっきりとしています。
かといって、軽いとか水っぽい訳では無いので、割と楽しめるワインかな。
ただ、全体的にはやや痩せているというか、あまりリッチな感じでは無く、少しケミカルな香りがあるので、好みは分かれるところかもしれません。
個人的には割と好きなワインです。
【カミさんのコメント】
う~ん、いまいちかな。
値段は980円くらい?
【キッコーマン株式会社・お客様相談センターからの返事】
土曜日に問い合わせフォームから品種を問い合わせたら、月曜日には回答をいただきました。
どうもありがとうございます。
お問い合わせの「シャトー・モーガルニ ルージュ」のぶどうの品種はカベルネ・ソーヴィニヨン 60% メルロー40%になります。
詳細はボルドー南西部、アントル・ドゥ・メール地区(スーリニャック村)
辛口/渋味ほどよい/ミディアムボディ
特徴は繊細で果実味豊かな味わい。
よくとけたまろやかなタンニンが心地よいワインです。
セパージュ予想ですが、カベルネ・ソーヴィニヨン主体という点では合ってましたが、カベルネ・フランが入っている、という点で大はずれでした。
何となく、哲学的な深みと、ピノ・ノアールっぽさが、カベルネ・フランかな~と思ったんですけど、全然違いましたね。
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