2007/11/10

シャトー・ピエルセル 白 2005(ブラインドテイスティング:外す)

・セミヨン50%、ソーヴィニヨン・ブラン30%、ミュスカデル20%(シャトー・ピエルセル 白)\1080
・トレッビアーノ、マルヴァジーア(メリーニ:エスト!エスト!!エスト!!!)\1000
・ピクプール(ピクプール・ドゥ・ピネ2003)\980

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

シャトー・ピエルセル(白)2005 ボトル ラベル
【外観】
ややオレンジ色を帯びたやや薄い黄色。
粘性は並からやや強くくらい。

【香り】
まず甘いフルーツ香。
シロップ漬けのイメージや南国系のイメージもある。
そのあとにミネラルの印象やチーズのような発酵香、柑橘系のフルーツと白い花、ハーブのような香り。
フルーツ香はスムーズに抜ける印象で、抵抗感のようなものはなく、樽の影響もほとんど感じない。
ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマを探すが、見つからず。

【味わい】
酸味が弱く、ややおとなしい印象の飲みくち。
やや陰気な感じ、というか。
すこし熟した酸のニュアンスもあり、それがやや重さを出している。
香りの印象とは大分違う。
北の印象というよりはやや暖かい地域の印象。
余韻はかなり細く長くあとを引いて、全体的にはしっかりしている印象。

【判定】
ややオレンジを帯びた外観や、複雑性のある香りから、フランスの2種に絞る。
ピクプールのワインがどんなものかイメージが沸かないが、ひょっとしたらグルナッシュのような印象かなと思う。
もう一本のボルドーは、アントル・ドゥ・メールのワインなので、もう少しフレッシュ感がありそうな気がする。
やや熟した果実香で南の雰囲気で、しかもソーヴィニヨン・ブランを感じないとなると、やはりここはピクプールか。

ファイナルアンサーで、ピクプール
で、ブー

なんとボルドーでした。

【総評】
CHATEAU PIERROUSSELLE BLANC ENTRE-DEUX-MARS 2005
シャトー・ピエルセル(白)2005

フランス:ボルドー地方:アントル・ドゥ・メールAC
アルコール度:12%

町田の蔵家さんで、1080円で購入。

トロピカルフルーツのような香りが強く、少し時間が経つとソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマも出てきました。
セミヨンが一番多いせいか、少し熟した感じやシロップ漬けのような、濃縮感のあるフルーツの印象がこのワインのベースになっていますね。
飲み進むと樽の影響も少し感じられて、深みや厚みを出すのに一役かっているようです。
でも、全体的にやや力が足りない感じがあって、それをフォローする香りや酸味などの要因が不足しているように感じます。
個性や主張もあまりなくて、次にまた買おうとはちょっと思わないかな。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/daiken/476047/476135/787053/#824820

※サイトより引用
ミディアムクラスのボディ。マコン・アワードで銅賞を受賞しましたワインです!
非常に香りが豊かで、爽やかな飲み口。貝類や白身の魚などと相性が良いです。


【カミさんのコメント】
880円くらい?
1000円超えるとちょっと高い感じ。

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