・ゲヴェルツトラミネール\2707
・ソーヴィニヨン・ブラン(ソーヴィニヨン・ド・サンブリ ジャン・マール・ブロカール)\1920
・シャルドネ(ブルゴーニュ:キュヴェ ラトゥール)\1943
の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
【外観】
澄んだ
健全な
艶のある
中庸な色合い
粘性は強い
【香り】
豊かな香り
爽やかな
フルーティ
柑橘系が主体の
青リンゴ
洋梨
ヴァニラ
木樽のニュアンス
ミネラルのニュアンス
火打ち石
【味わい】
豊かな酸味
シャープな酸味
セック
重量感のあるアタック
豊かな渋み
現在飲み頃の
余韻は7~8秒
アルコール度:13%? ×12.5%
収穫年:2002年? ×2004年
飲用温度:10℃? 今までの試験回答では8℃、ワインラベルには10~12℃
相性のいい料理:キッシュロレーヌ? ×不正解
正解例:サーモンのグリル香草風味
【判定】
外観は中庸な黄色で、緑色はあまり感じない。
どちらかというとややオレンジっぽさがある。
粘性は割りと強い。
香りは最初にフルーツ香。
洋梨やパイナップルのようなやや熟したイメージと柑橘系の香りがある。
少し時間が経つと、樽の影響が強く出てくる。
ボルドーの白のような、アルザスのリースリングのような感じ。
シャルドネの可能性も捨てきれない。
味わいはかなりしっかりした酸味で、ドライでセックな飲み口。
ほとんど甘さを感じない。
ボディの厚みもそれほど無く、シャープでスレンダー。
全体の印象で一番強いのが樽の影響からくる木酢液のような印象。
良く感じるのは、ボルドーの白。
シャルドネでも樽の影響が強ければこんな感じになりそうだけど、今回のムルソーとキュベ・ラトゥールは違うのでは。
ゲヴェルツトラミネールが第一候補で来るが、いわゆるライチの香りがまったく無い。
よくよく嗅いでいくと、ふっと煙っぽいグリーン香を感じる。
これはひょっとして期待外れのサンブリ?
ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン
ボルドータイプだけど、シャブリっぽい酸味もしっかり備えている
【反省点】
■香りで不足の項目
・上品な香り →これはどうだろう?
・森林 →ソーヴィニヨン・ブランと分かった時点で入れるべき項目
・ハーブ香 →ソーヴィニヨン・ブランは入れるべき
・パン・グリエ →樽の影響が強いときは入れる?
■味わいで不足の項目
・切れの良い後味 →ソーヴィニヨン・ブランは入れる方が良い
・バランスのとれた →これは入れるべき
■味わいで余計な項目
・重量感のあるアタック →どういったときに使うのだろうか?
・豊かな渋み →白ワインでいままで入った事が無い項目なので入れない方が無難
Saint-Bris 2004 Jean-Marc Brocard
ソーヴィニヨン・ド・サンブリ 2004 ジャン・マール・ブロカール
http://www.rakuten.co.jp/wel-ta/648569/716090/716098/
※サイトより引用
ブルゴーニュで唯一ソーヴィニヨン・ブラン種が認められた比較的新しいアペラシオンで、シャブリに隣接するサンブリ地区で造られる辛口白ワイン。
豊かなミネラルとフルーティな香りに、後口に感じるハーブのニュアンスが心地よいワインです。
※ラベルの記述
シャルドネ種中心のブルゴーニュ地方では珍しく、ソーヴィニヨン種から作られる爽やかなフルーツの香りと、ミネラル感のある辛口ワインです。
ちょっと昔のシャルドネを思わせる、しっかりと辛口で酸味の強いワイン。
同じフランスのソーヴィニヨン・ブランでも、近いサンセール、プイィ・フュメよりはボルドーに近い印象を受ける。
ただ、酸味がしっかりとあり、その部分ではボルドーというよりは北のワインの印象。
とても評価の高い造り手だけど、我が家的には次は無いかな、って感じ。
ちょっとギスギスしていて、後味もやや雑な印象を受ける。
それにしても、ソーヴィニヨン・ブランの当てる確率は高くなってきたが、肝心のシャルドネがいまいち勝率悪し。
試験まであとちょっとなのに、大丈夫かな~。
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